2015年08月26日
小さなミスこそキチンと叱る
本日は「小さなミスこそキチンと叱る」についてです。
日常的に些細なミスを犯す部下がいます。
「これぐらいは仕方がない」と見逃さず、一つ一つ指摘して、早めに反省を促すことがとても重要なのです。
小さなミスについては上司が「大きな問題ではない」と判断するケースも多いでしょう。
しかし、本人は大きなミスなのか小さなミスなのかわからないで通りすぎてしまいます。
こうなると後からの修正が効きません。
小さなミスの中に大きな過ちが隠れていることがあるのです。
このことは上司が、気がつかなければ部下はわかりません。
だから、日々の仕事を注意深く進める必要があるのです。
ミスの大小は上司の判断でOKです。
しかし、「なぜ小さいのか?」を伝える必要があります。
大きなミスでは、頭ごなしに叱ったりしないことがポイントですが、これは本人が大きなミスを犯した自覚があるからです。
しかし小さなミスとなるとなかなか自覚までには至りません。
そして、上司の注意も「そこそこ」だと忘れがちになるのが通常でしょう。
実際に「この日本語変だよ」というよりも「この書類の日本語の言い回しが間違っているよ。捕らえ方によっては結論が受ける印象が逆になるので、明確な言い回しに変えないと誤解を生むよ」と伝えるのです。
ここまで伝えて初めてミスの指摘と対処についての言及になるのです。
小さなミスに対する自覚が部下に生まれると、修正が早くなります。
そして、自分に対する自覚が生まれるので、業務の範囲も広くなりプロとしての成長も早くなるのです。
上司としては、自分のアドバイスが影響して部下が育つのを目の当たりにするのはとても励みになるでしょう。
そして、上司自身のマネージャーとしての成長にもつながるのです。
小さなミスから大きな自覚が生まれるのです。
このことを上司であるあなたもキモに命じて、部下を叱ることが重要なのです。
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