2015年01月16日
部下は「分かってくれている」は幻想です
今日は良いお天気ですね

気温も昨日よりやや高めです!!
本日は「部下は「分かってくれている」は幻想です」についてです。
部下に「これ明日までにやっておいてね」と仕事を依頼したところ、翌日に提出された内容はとてもお客さまに渡せるものではなかった…。こんな経験をした人はたくさんいるのでは?
なぜこんなことが起こるのかよく考えてみたところ、「これぐらいは分かってくれていると思っていたのに…」「こんなこと、あうんの呼吸で理解してくれていると思った…」ということだったのではないでしょうか。
つまり、依頼するときに、ちょっとしたコミュニケーションを怠っていたことが原因となっています。
まず、仕事を部下に依頼するときに説明があやふや、もしくはざっと表面しかなぞっていないことが考えられます。
しかし、現場でお客さまと会話をすると「部下にそこまで話をしないと伝わらないものかな?」「そんなことまで話していたら日が暮れてしまう」などと話す人がほとんどです。
そして、あやふやな理解で業務が進んでしまったら、クオリティーの低いものができ、最初からやり直しとなって、多くの時間のむだが発生してしまいます。
要は、部下にもう一度仕事についての説明をして、どんなものが求められているのかを理解させ、作業の時間をあらためて設けることになり、このことを考えたら、最初に丁寧に説明して理解させたほうが、はるかにむだが少ないはずでしょう。
昔なら「あうん」の呼吸で仕事をするのが良いことと考えられていました。
しかし、現在はそんなことでは業務が進みません。
「あうんの呼吸」がいけないということではないが、今は仕事も複雑になり、求められるものがとてもニッチで詳細なものとなっています。
仕事の目的、内容、注意するポイント、納期などを明確にするほうが「あなたの思い」が伝わるのです。
「これぐらいは分かっているだろう」は上司であるあなたの思い過ごしなのだ。
そして、「説明する手間」を省略して、楽をしているということでもあるのである。
これからは、思い過ごしをいかになくして部下と接するか、が大切である。
細かく説明して確実に仕事をこなしましょう。
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