2014年02月18日
他の国と残業時間を比較してみると
おはようございます
今日は冬晴れ
明日、明後日にある雪マークが心配ですが・・・
本日は「他の国と残業時間を比較してみると」についてです。
日本の1人あたりの総労働時間(2011年)は年間平均1,728時間となっています。
これに対して
○ イギリス 1,625時間
○ フランス 1,482時間
○ ドイツ 1,413時間
となっています。
この比較でもわかるように日本は長時間働く国ということです。
さらに、OECD調べによる労働時間1時間当たりの生産性は41.6ドル
アメリカ60.2ドル、フランス57.7ドル、ドイツ55.8ドルで、一番低いということになります。
この原因はなんでしょうか?
労働時間の長さと生産性の低さということであれば、長時間労働、残業による疲労がたまって、集中して業務ができないということなのでしょうか。
また、上司のマネジメント能力の不足も原因かもしれません。仕事の割り振りが偏っていることや、教育に対する意識も考えられます。
さらに、「長時間働く人が偉い人」という考え方が根底にあり、人事評価などでもこの考え方がはびこっているのも事実でしょう。
「上司が帰らなければ帰れない」「付き合い残業」などは生産性を「悪くしている」ことなのです。
労働時間という基準だけではなく、生産性や効率も考えてマネジメントしないといけません。
但し、行き過ぎた効率性や数値のみのマネジメントも失敗の原因となりますが・・・。
このバランスは大変難しいですね。
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