2013年10月09日
人事評価を実施する意味とは?

今日は良いお天気ですね

台風の影響で関東はやや風が強いですが!
本日は「人事評価を実施する意味とは?」についてです。
多くの会社で人事評価を実施していますが、「何の目的で人事評価を実施しているのですか?」とご質問をさせていただくと、「賞与の査定のため」「給料の等級を決めるため」「昇格、昇給のため」と賞与や給料の額を決めるための「点数」をつける基と回答される社長が多いのも事実です。
本来の人事評価の意味は「社員の成長を促す仕組み」なのです。
評価の期間での結果や行動に基づいて、社員の実績を評価し、そして、頑張った点、至らなかった点などを上司が面談で本人にフィードバックして、今後は仕事面で、より良い成長を期待する場面なのです。
ここの本質的な部分が欠落して、「点数」だけが独り歩きしているケースが多く見受けられます。
こうなると、「人事評価=お金の査定」のイメージとなり、本来の意味とかけ離れた状況となってしまうのです。
社員の成長がなければ、会社の成長はありえません。
そのためにも社員を成長させる仕組みとは、今後の会社の行く末にもかかわってくるのです。
この意味を理解して人事評価を運用してください。この意味を理解しないで評価の方法や運用のみの議論だと「点数の付け方をどうするのか」ということがメインテーマとなってしまうのです。
多くの会社が悩み、また多くの会社からご相談されることがあります。
それは「社員から、なんでこの人事評価の点数なのです?と質問されて明確に答えきれない場合はどうしたらよいでしょうか?」ということです。
社員同士で、給料の金額を比較したり、また、賞与の査定を比べたりして「どうして田中さんより私は低いのですか?」「なぜ佐藤さんより査定が悪いのですか?具体的にどこが悪いか教えてください」と質問を受ける場合があります。
一応評価するべきポイントはあるのですが、果たしてその部分を説明しても、本人が納得することができるのか疑問です。
このご相談は本当に多くの会社からご相談をお受けしますし、みなさんが評価で一番悩んでいるところでもあります。
しかし、この差について、評価という仕組みを使っているのであれば、確実に差が出ている部分があるのです。
社員から質問を受けたら、自信な下げに不安な対応をすると、信用されなくなりますし、実際の差についてはクリアにする方が本人のためでもあるのです。
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