2013年08月19日
お金と欲求

今日も暑い1日になりそうですね

日差しが本当につき刺さってきます!
本日は「お金と欲求」についてです。
人間の欲求の度合いを測るのに有名な「マズローの5段階欲求説」を見てみましょう。
低い欲求から順に、次のようになります。
1.生理的な欲求
2.安全・安定の欲求
3.所属・愛情を求める欲求(集団への所属、友情や愛情の欲求など)
4.尊敬されたい欲求
5.自己実現への欲求
ちなみに、「お金への欲求」は、1、2番目の低い位置になります。つまり、お金は「欲求のレベルでは低い」ポジションなのです。
つまり、無いと困るものであり、多くあればあるほどモチベーションが上がるというものではありません。
つまり、お金だけではモチベーションはあがらないのです。
しかし、一度多くのお金を手にすると、それ以下の生活に戻すのが厳しいです。
つまり、一度給料などを上げてしまうと、そこが生活レベルのポジションとなり、下げることが難しくなるのです。
これは、給料が生活の条件となってしまうからです。
あなたも経験があると思います。
給料が昇給などで上がった場合、最初の3ヶ月ぐらいは給料が上がったことを意識しているでしょう。
しかし、それ以上時間が経過すると「もらって当たり前」のものとなっていくのです。
当たり前のものが今度、下がると「やっていられない」と不満につながっていくのです。
だから、むやみに金額を上げるのはかえって、今後の会社生活を難しくするのです。
下げることは法的には難しい、また、モチベーションも低下するなど、「上げても、売り上げが下げればいい」と安易には出来ないのです。
だから、貢献と報酬を直接結びつけるのは、むしろ社員のためにならないのかもしれません。
ここは、適正な評価ということを考えましょう。
人のモチベーションは「お金」だけではないということです。
報酬、給料という金銭面ばかりがクローズアップされますが、本当は「安心して働く環境の整備」「仕事を通じて成長できる環境」がとても重要ではないでしょうか。
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