2013年06月28日
モチベーションと時代背景について

今日は雨は降らない予報ですが、雲行が怪しいですね

折りたたみの傘を持つかが悩ましいです。
本日は「 モチベーションと時代背景について」です。
「モチベーションアップは、お金だ!」このように考える社長さんは多くいます。
これは、ご自身の体験や経験からくるものだと思われます。
よって、「社員も同じ考えを持つ」と考えています。果たしてそうでしょうか。
しかし、現在は価値観が多様化しています。
お金を多くもらえれば、やる気が出る!というものでもありません。
一時的には出るかもしれませんが、のんびりと自分のペースで仕事をして、アフターファイブや休日などには、趣味の時間に当てるのが至福の時と考える社員に「売り上げたら、月100万円の給料にするぞ」といっても効果があると思えません。
今の社員は「求めるもの」がいろいろあります。
高度経済成長時はお金を稼いで、いろいろなものを買うというのが共通の目標でした。
しかし、現在は、ものはあふれています。
それよりも、自分の成長、仕事と個人のバランスが取れた生活、そしてお金など・・・
自分を楽しむ人生、自分らしく生きることへの価値観のシフトが感じられます。
転職市場が成熟していることが、影響しているのは事実でしょうが。
時代とともに、人の感情も変化します。
今までは、「会社のため!」だったのかもしれませんが、これからは個人がベースの考えで、動く人が多い時代です。
会社を経営する社長は、従業員から以上のことを感じ取る事も必要となってくるでしょう。
多様な価値観をもった社員を束ねらければならないのが社長であり、リーダーなのです。
年齢や育った背景も社会に対する意識が微妙にずれています。
すべてが分かるわけはないと思いますが、価値観の多様化の背景があることを念頭においていたほうがいいでしょう。
そして、社員それぞれのモチベーションが知りたかったら、「あなたがやる気になるときはどんなとき」と直接聞いてみることが一番の早道です。
いきなりは切り出せないかも知れませんが、社員個々人のモチベーションを上げ、仕事につなげてもらうことを「本気」で考えるのであれば「照れくさい」「恥ずかしい」なんていっている暇はないのです。
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