2012年05月14日

ホテル火災死者7人に 福山市、設備の不備指摘

おはようございます

今日も晴天

明日はお天気下り坂ですが・・・。

 

本日は「ホテル火災死者7人に 福山市、設備の不備指摘」についてです。

日経新聞より

ここから

13日午前7時前、広島県福山市西桜町1のホテル「プリンス」から出火、4階建て延べ約1400平方メートルを全焼し、隣接の美容室を半焼した。

宿泊客7人が死亡し、ホテルの女性従業員(75)と客2人の計3人が重傷を負った。

県警などによると、出火当時ホテルにいた従業員は1人だけで、多くの客室の窓は内側から板が張りつけられていた。

市は1987年〜昨年9月、建築基準法に基づく防災査察で少なくとも5回、建物に非常用照明設備がない点、天井や壁に不燃材を使っていない点(内装制限)などを同法上、不適格と指摘。

建築時は適法だったため指摘に強制力はなかったが、市は「積極的に指導すべきだった」としている。

広島県の福山地区消防組合も2003年の立ち入り検査で、非常用電源が設置されていないことや消防訓練の未実施などの消防法違反を確認したが、ホテル側に文書で通知した後、一度も検査を実施していなかった。

同組合は「査察(立ち入り検査)対象物が増え、手が回らなかった」と説明した。

県警や消防などによると、建物は2階建て木造部分と4階建て鉄筋コンクリート部分をつなぎ合わせた構造で、いずれも1960年代の建築。

県警は不適切な建築構造が被害拡大につながった可能性もあるとみて、14日にも現場検証をするなどして、安全対策に問題がなかったか調べる。

死亡した7人は広島県在住とみられ、さらに身元確認を進める。

総務省消防庁によると、犠牲者3人以上のホテルや旅館の火災は、5人が死亡した94年の福島市・飯坂温泉の火災以来。
 
同庁は調査のため13日に職員らが現地入りした。

県警によると、死亡した客は男性3人、女性4人で、多くは一酸化炭素中毒が死因とみられる。

従業員を含む重傷者3人はいずれも女性だった。

現行のホテルとしての営業は85年からで、1階に駐車場と入り口、2〜3階に客室約20室がある。

死亡した7人のうち5人は2階、2人は3階の客室で見つかった。

火災は午前10時10分ごろに鎮火したが、数時間後、建物から再び白煙が上がったため、消防隊があらためて放水した。

現場はJR福山駅から南西約500メートルの国道2号付近の住宅街。

ここまで

悲惨な事故です。

しかし、その前兆があったはず・・・。

関越道のバス事故もそうですが、法的に守る事が経営の姿勢を問われます。

「商売が成り立たない」と言う前にきちんとする事が先でしょう。

今回の事故を知ってさらに感じました。

 

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utsumisr at 08:58│Comments(0)TrackBack(0) その他 

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