2010年02月19日
感動を提供する
おはようございます
今日はいい天気ですね
昨日の朝は雪
でも午後から晴れて、良かったですね!
今日は「感動を提供する」についてです。
先日、幼なじみの友人が夢をかなえました。
彼は自分の店を持ちたくて、20年間修行をしていました。
そして、ついに自分の店をオープンしたのです。
私はお祝いを兼ねて、彼のお店を訪問しました。
そこには屋号の前に「感動居酒屋」と書かれていました。
私は「何が感動なのかな?」と思ってのれんをくぐりました。
そうすると、
「いらっしゃいませ!!」
とお店の窓が割れてしまうぐらいの大きな声が飛んできました。
そして、彼が私に気がつくと
「あっ!うつみちゃん」(昔はこう呼ばれていました・笑)
と言ってカウンターからすっ飛んできて、私の手を握ったのです。
私は「照れくさい」やら、「懐かしい」やらでろくに言葉も出ませんでした。
でも、気持ちが高揚して、とても嬉しい気持ちになったのでした。
それから席に座り、落ち着いて彼を見ていると
同じような感じで、お客さんを向かいいれていました。
大きな声で「ようこそ!」と声をかけ、パーソナルに挨拶をしていました。
初めてのお客さんでも、その人の雰囲気を見て言葉を選んでいました。
たったこれだけですが、ものすごいパワーをもらった気がしました。
そして、たった数秒の挨拶でエネルギーが沸いてきたのです。
「確かに感動居酒屋だ!」
私は確信しました。
そして、彼に聞きました。
「なんで、こんなに力強いお招きの仕方なのか?」
そうしたら、彼は
「自分がのれんをくぐったときに、かけられたい声でかけているんだ」
といっていました。
彼の言葉を聞いたとき、ある言葉が脳裏をよぎりました。
それは、英国61代首相のウィンストン・チャーチル氏の言葉です。
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人の感情に訴えようとするならば、
まずは自らがその思いに浸りきらなければならない。
人に感動の涙を流させようとするならば、
まず、自らがその涙を流さなければならない。
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チャーチル氏は国民を意識し続け、自らの誠意を示したのです。
そして、彼も「お客さん」に対して、
同じ思いで自分のお店に「お招き」をしているのです。
このことで、私も自分自身を振り返りました。
「お客さまや一緒に働く仲間を喜ばせたいと思っているのか?」
そして、
○ 自分がもっと素直にならなければいけない
○ お客さまや一緒に働く仲間が「どのように考えるか」を意識する
この2つがポイントと感じました。
そして、この2つを心に刻んで、日々の行動をこなすのです。
人に感動を提供することは、決して大げさなことではないのです。
素直に、相手のことを思えば誰でも出来ることです。
いかがでしょうか。
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