2008年07月26日
部下の失敗は上司の失敗?
おはようございます
今日も夏ですね
毎日こう暑いとややばて気味ですが・・・
皆さんは大丈夫でしょうか?
今日は「部下の失敗は上司の失敗?」をお届けします。
部下が失敗してしまったとき、怒ったり、叱ったりするのは簡単です。
特に、感情のままに怒ることは、あなたの気持ちを晴らすには最適です。
しかし、ここで問題が残ります。
それは、部下の失敗について「何の解決にもならない」ことです。
仮に、組織が軍隊のようで、上司の命令が「絶対」とします。
命令は、末端の現場まで行き届き、行動が始まります。
しかし、今の社会で、組織を軍隊のように真似て作っている企業は多いです。
ただ、違うのは、上司の言うことなら何でもきくということはないからです。
上司の指示に疑問を持ったり、意見を持つことは当たり前のことです。
さらに、経験が少ない部下が間違えることも当たりまえなのです。
そのような状態で、いきなり「失敗なく行動しろ!」というほうが無理です。
「やる気がない = 失敗が多い」という公式は間違っています。
ただし、部下の失敗を放置しては、失敗が繰り返されるだけです。
「なぜ失敗したのか」
「どうすれば失敗がなくなるか」
「手順に問題はないか」
「改善点を盛り込もう」
このように考え、主体的に行動してもらうことが必要です。
世間で「叱る」より「ほめろ」といいます。
しかし、私たち、日本人は「ほめる」事が苦手と言われています。
いままで得意分野を伸ばすより、苦手分野を克服しなさいと教えられました。
また、部下が「ほめたら付け上がる」のではないかとも考えます。
しかし、それは効果的に「ほめる」場面を考えていないからです。
部下が主体的に行動するとき、大きな声で「ほめて」ください。
ただ、単にい「いいことしたらほめろ」では、効果がありません。
上司が「ほめる」自覚を持つことにより、部下をいろいろな角度で、
見ることが可能になります。
失敗したら「叱る」だけでは、次の行動につながらないと言うことを、
肝に命じてください。
組織は「生き物」です。
上司も部下も常に「成長」が必要です。
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