2014年11月

2014年11月19日

情報の統制は難しい

おはようございます

東京は晴れていますが、寒くなりました

風邪も流行ってきましたね。

皆さん、気をつけましょう。


本日は「情報統制は難しい」についてです。


「うわさが噂を呼ぶ」


「人の口に戸は立てられぬ」

など、情報が流れる様はコントロールが効かないことを示しています。



これは、会社組織でも同じことがいえると思います。


昔の組織であれば、経営の上層部が情報を集め、その情報を吟味し、誰に渡すのかを慎重に考えて、渡していたのです。


そして、情報をコントロールし、管理し、操作して経営を行ってきました。


つまり、情報を囲っていたのです。


しかし、現在はインフラが発達し、経営層が知らない間にネットワークができているということもよくあります。



つまり、情報の囲い込みによる操作が難しい状況なのです。


この考えでの経営は現在の経営環境には難しく、情報そのものの選別は必要ですが、操作することは厳しいでしょう。


だから、情報共有を行うことが考え方の基礎にしないと先に進まなくなってくるでしょう。



そして、リーダーはその情報を「最適化」することが必要です。


情報という素材を料理して、必要なときに必要な形にすることが求められます。


具体的には「優先順位をつける」「具体化する」「いつ、どこで開示する」など、いろいろな形に加工する必要があるでしょう。


そして、メンバーに伝えていくのです。


また、メンバーから上がったものもよく吟味して、本質を捕え、加工する必要もあるかもしれません。


そして、情報の本質を共有することを意識しましょう。


囲いこみをして、コントロールはできません。


それであれば、共有して透明度に高い経営を心掛けましょう。



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utsumisr at 10:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) その他 

2014年11月14日

採用が最も重要か?

こんにちは

冬の足音が聞こえてきますね

朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。


本日は「採用が最も重要か?」についてです。


 

「採用面接が会社では重要である」


この言葉を聞いて、ピンとくる経営者は人材で苦労され、人を育てる大切さがわかる方でしょう。

 

スタートアップ時の会社は、家族、友人、知り合いなどで構成されるケースがほとんどでしょう。


しかし、事業がうまくいくと人材を採用しないといけません。


そこで、「人手が足りないから」と言って「何人確保」的な採用を行うと、その後に労使関係でのトラブルに発展する可能性があります。


スタート時は経営陣、社員などの区別もなしに目標に向かって動きますが、媒体等を使って外部環境から社員を雇用するとなると、社長の創業時の想いなども、伝わるかもしれませんが、最初にいた人との
温度差は大きく異なるものとなるでしょう。



そして、何にこだわるかというと「給料」「休日」「残業」「休暇」などの労働条件ということなのです。


こうなると、最初のスタート時の「想い」よりも自分の労働に関する権利に興味があるのです。


そして、このギャップがトラブルを生むことが多くあるのです。


 

つまり、最初の採用面接で「数を集める」という姿勢がこの結果を生むのです。


これを避けるのには面接のスキルを高めるしかないのです。


 

面接のスキルを高めるということは担当する人のスキルを高めることと考えがちかもしれませんが、「会社としてどんな人を採用するのか」を明確にしないといけません。


 

「いい人がいませんか?」という言葉をよく聞きますが、どんな「いい人」が会社にとって必要なのか?が決まっていなければ「いい人」の人物像が見えてこないからです。

 

しかし、ここのことを考えて面接している会社が以外にも少ないのではないでしょうか?

 


採用する人によって「会社の将来」が変わってきます。


どんな人を採用するのかで「会社が大きく変わること」もあるのです。



 

採用面接は会社の将来を占うものでもあるのです。



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utsumisr at 11:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 就職 

2014年11月10日

良心から考える

おはようございます

今日は秋晴れですね

朝晩は冷えてきましたね


本日は「良心から考える」についてです。


先日、セミナーに参加して、「良心から考える」ということを意識した切り口でのお話しを伺いました。


経営者がすべきことは会社の経営であり、利益の追求であることは間違いありません。


しかし、決してそれだけではないのです。


株主、顧客、そして従業員のために使命を果たすことが重要ではないでしょうか。


そして、この「他者」に対しては誰もが持っている良心からくる「相手に対する想い」「気持ち」が大切ということです。


相手に対する想いは環境が影響してきます。



仮に「社員に対して思いやりを持って接しましょう」と経営者に伝えても本人がその気にならなければ、何の意味もないでしょう。


しかし、以下のこととなると変わってきます。


〇 自分にとって近しい人


〇 自分にとって影響が大きい人


〇 相手から与えられることが多い人


こうした人たちに対しては、経営者でなくても、誰でも気持ちが入りやすいですね。



特に「顔が見える」存在となると、ドライにできなくなります。


このことは、ビジネス上の良い、悪いは別にして、気持ちとして「自然な流れ」となっています。


もちろん、厳しい局面もあるので、「泣く泣く人を切る」こともあるのかもしれませんが、やはり、そうなる前に「何かできることを模索する」ことが大切ですし、できれば、気持ちに正直に動いたほうがベターな考えに行きつくのではないでしょうか?


「ビジネスには信頼関係が重要だ」とよく言われますし、当たり前のことですが、条件のみで信頼関係は築けません。


気持ちが重要なのですが、これが生まれるのは「人の心の中」だけです。


信頼関係が大事であれば、法律や条件だけではないでしょう。


企業や組織は「人という感情の生き物」によって構成されているので、気持ちの部分がとても重要ではないでしょうか。




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