2013年05月
2013年05月31日
非常事態下のリーダーシップ
おはようございます
今日で5月も終わりですね!
東京は梅雨の晴れ間です
本日は「非常事態下のリーダーシップ」についてです。
平成23年3月11日に東北地方を中心に大きな地震が発生しました。
岩手、宮城、福島の3県を中心に大きな被害が発生しました。
さらに、この地震による大きな津波の影響で壊滅的な被害が発生しました。
また、首都圏も交通機関が麻痺し、鉄道はしばらく運行できず、都内でも帰宅難民が数百万人の単位で発生したのです。
この状況では、経営者、上司はリーダーシップを発揮し社員の安全確保に努めないといけないのです。
しかし、危機的な状況ではなかなか冷静に指揮を執るは難しいです。
実際に、大きな災害の時に瞬時の判断で「何をしたらいいのか」「どのように指示、命令を出したらいいのか」とっさには無理です。
そのためには、普段から災害の時にどのように行動し、どのように指示を出すか訓練をしておかないと意味の無いものになってしまいます。
これは、個人差があるということを前提にお話しますが、事態の大きさでパニックになってしまう人もいれば、冷静に判断できる人もいます。
社長や上司は常に全体を把握した行動をとらないといけません。
自分だけ逃げてしまうことがあった場合は、今後の事業運営に大きな影を落としたことになるでしょう。
また、一つだけ確かなことがあります。
それは、普段から「避難」「安全確保」「緊急事態の行動」を決めていないと、とっさの判断だけでは動けないということです。
仮に、個人で動けたとしても部下に対して指揮を執って指示することは不可能です。
先日の東日本大震災で、私の知り合いの会社が津波の被害を受けました。
建物への被害はとても大きかったのですが、社員誰一人とケガもせず避難できたのです。
この会社は、仙台港からすぐのところに水産加工物の加工工場を運営していました。
普段から火事、地震、津波などの天災を意識して避難訓練を行っていたのです。
後に工場長から聞いたお話では「普段訓練しているとおりに従業員に指示を出して、訓練どおりに避難しただけです」とのことでした。
工場、建物はとても大きな被害を受けたのですが、社員は誰も被害を受けていなかったのです。
従業員と自らの安全を考え、とっさの行動ができるのは「日ごろの訓練」だけです。
このことを心に刻んでおきましょう。
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2013年05月30日
部下に真似される上司になろう
おはようございます
今日は梅雨空
雨はこれからでしょうか?
本日は「部下に真似される上司になろう」についてです。
部下に憧れる上司になるのは大変なことです。
理想の上司になりたいと思っても、それぞれの部下にとって理想の上司は異なるかもしれません。
しかし、難しいから無理ということでもありません。
仕事がおぼつかない部下をリードして、きちんとできるようにまで高めて
くれる上司であれば、理想の上司となって行くのです。
こんな時の指導方法に上司自身の成功体験を伝えることがあります。
なぜ私が仕事をうまくいくようになったのかを伝えることなのです。
しかし、ここで行ってはいけないことがあります。
それは、成功体験を押し付けてはいけないということです。
これは意識をしないと成功体験を伝えるということが単に自慢話をすることになってしまいがちです。
これでは部下にために話をしているのでは無く、単なる自己満足となってしまうからです。
これを防ぐためにも、最初に自分が成功したことについての分析をしましょう。
なぜ、うまくいったのか?
うまくいかなかったらどうなっていたのかなどを自分なりに掘り下げましょう。
そうするとうまくいった原因が見えてきます。
ここがわからないと単なる自慢になってしまいます。
そして、原因がわかれば、そうなるための行動が見えてきます。
どのような行動を行えば成功に近くなるのかがわかるのです。
こうなればその行動を部下が汎用的に行えるようになると部署全体が成功により近づいてくるのです。
誰でもできる行動までおとしこみができれば、成功体験は単なる自慢話ではなく、成功法則となってくるのです。
分析後の行動が全てかどうかは現場、現場で異なってくるのでわかりません。
しかし、考え方を伝えることは汎用性、応用を伝えることにもなるのです。
ここまで伝えることができれば理想の上司にかなり近づいていることになるのです。
そうして、こうなると上司の思考、行動を部下が真似するようになってくるのです。
ここまできたらその組織は強固な組織となっているのでしょう。
考え方、行動を真似される理想の上司を目指しましょう。
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2013年05月29日
仕事は1人では出来ません
おはようございます
東京は曇り空
そろそろ梅雨ですね・・・。
本日は「仕事は1人では出来ません」についてです。
「仕事をすべて任せる」
これが大きな勘違いです。
すべてができる人材とは社長が望む人材かもしれません。
でも、このような人物は仮にいたとしても、その人は、自分で事業を行うような人達です。
もしかしたら強力なライバルかもしれません。
では、具体的にはどのようにしたらいいのでしょうか?
それは、社長の「片腕」を何人も作ることです。
さっきの話と矛盾していると感じている方がいらっしゃるかもしれませんが、それは違います。
仕事のすべてを任せる人がいないという話はしましたが、仕事の一部を任せることはかなりの人にお願いしても可能でしょう。
つまり、仕事のどこからどこまでの部分を任せるということを決めましょう。
たとえば、「営業での日常の売上管理と勤怠管理については、A君にかませよう」「次回のプロジェクト戦略の権限はB君に任せよう」といったことです。
仕事を細分化し、そのパーツ毎に「社長の代わり」をさせるのです。
そして、その仕事に対する責任を与えます。
ただ責任だけを与えるのではなく、同時に責任と同じぐらい力のある権限も与えましょう。
ここで、このバランスが悪くなると、「社長の代わり」は責任の大きさに潰されてしまったり、権限を悪用したりします。
この部分をきちんとケアし、仕事を任せていきましょう。
細分化し、「任せられている」実感がわけば、任せられた部下は自分のやり方や工夫を行い、仕事が進めていくことができます。
すると、今までは指示を受けていて仕事をこなしていたという「やらされ感」がありましたが、現在は自分自身で仕事を進めている実感が伴ってきます。
すると、本人の成長とともに仕事の量や質が加速していきます。
このようになることが大きな財産といえます。
人材の成長と仕事の加速が起こり、それが組織のいたるところで発生すれば、社員個人とともに、会社組織も大いに発展していきます。
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2013年05月28日
仕事を始める前に部下の様子をチェックする
おはようございます
梅雨入れ間近でしょうか
今日は東京も曇り空です。
本日は「仕事を始める前に部下の様子をチェックする」についてです。
「部下の様子が変だ?」
「どうして指示通り動いてくれないのだろう?」
こんなことはありませんか?
「今までは良く働く人間だったのに・・・」
「突然何があったのか?」
管理職の経験のある方なら1度や2度はこのようなことは思い浮かぶのかもしれません。
会社から見れば
「仕事への意欲が無い!」
「やる気が無い!」
と見られてしまいますもし、この状態が長く続いてしまったら・・・。
人事評価で悪い点数がついて、その後の昇進等に影響が出てしまうかもしれません。
でも何かが原因です。
それを知っているのは、何を隠そう本人です。
それを聞き出すのが上司の仕事です。
プライベートへの踏み込みになるかもしれません。
しかし、多かれ少なかれ仕事に影響が出ている場合は原因を突き止めないと今後の業務に影響が出てしまいます。
私が経験したケースでは、新しい業務のスタートで集まった部下たちの中で、とても優秀という評判の社員がいました。
私は1度も一緒に仕事をしたことがなかったのですが、その評判は聞いており、社内であっても感じの良い印象がありました。
しかし、いざ仕事がスタートしても彼は一向に上の空で、仕事と向かい合っている気配さえなかったのです。
そして、私は思い切って話をしてみました。
「いったい何があったのか?今までの様子とだいぶ違う印象があるのですが」
そして、プライベートの話にまで発展したのです。
原因は、お子さんの受験のことだったのです。
受験のことで家庭がもめ、そのことが気になって仕事を気にする状態ではなかったとの事でした。
この場合は家庭の問題でした。
しかし、職場そのものに原因がある場合あります。
これは、イロイロあるかもれません。
一言では言えないでしょう。
しかし、共通して言えることは、上司は聞く姿勢を持って部下に接することです。
それも、急に態度を変えてもダメです。
普段からコミュニケーションよく、話をしていないと本当のことは話してくれません。
特に仕事がスタートする朝、プロジェクトが始まるとき、新たに配属になった時など。
その節目で部下の様子を見ることが重要なのです。
あなたも「あれ?」と思うことはありませんか?
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部下の情報は何らかの形で発信されています。それをキャッチすることが上司の最初の役目です。
2013年05月27日
言葉にすること、態度にすることは必要
こんにちは
1週間ぶりの事務所です(笑)
先週は福島、福岡と出張でした
さすがに疲れましたが・・・。
本日は「言葉にすること、態度にすることは必要」についてです。
上司が部下に対して「これぐらいわかっているだろう」という発言を、今まで何度となく聞いてきました。
さらに、「部下がこのぐらいもわかっていない・・・」とご相談を受けるケースも多いのです。
この話を聞いて、上司が思い込みで話をされているだけとすぐに気が付きました。
「暗黙の了解」、「あうんの呼吸」といった「話さなくても相手がわかってくれる」ことは「美徳」とされてきました。
しかし、現在のビジネスの状況では美徳でもなんでもありません。
きちんとしたコミュニケーションがもっとも重要なのです。
そのためには、上司からの指示、命令、挨拶など様々なコミュニケーションを「言葉にすること」が重要なのです。
コミュニケーションとは発信する側、受け取る側での意識の違いで誤解を生じることもよくあります。
聞き間違い、読み違い、読み飛ばし、思い込み・・・。
そして、間違った行動に結びついてしまうことになるのです。
だから、上司からの指示や命令を言葉にして、またはメール等での文章で誤解の無いようにすることが大切です。
もし部下が理解していないようであれば、繰り返し説明することも必要です。
中途半端な理解で間違った行動をされるより、最初の段階で明確にしたほうが、効率的に仕事がはかどるのです。
部下にも「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という事も伝えましょう。
さらに、言葉にするだけでは駄目です。
それは上司が指示や命令したことについて「責任を持った行動」をすることが必要なのです。
具体的には指示や、命令についての進捗状況のチェック、部下がつまずいた時のフォローなど、「私はあなたを見ています」というシグナルを送ることなのです。
「指示した。命令した。あとはよろしく!」といって丸投げし、放置してしまえば、部下も路頭に迷います。
部下は上司の言葉、姿、行動をよく見ています。
上司が意識する以上に見ています。
だから、言葉にし、それに矛盾しない態度、行動をとることが重要なのです。
そして、部下はそんな上司の後ろ姿を見て、無意識に自分と重ね合わせていくのです。
上司が言葉にし態度にすることは、部下が正しい道を歩む道しるべとなるのです。
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2013年05月24日
部下を「小さな成功」から始める重要性

今日で出張も終わりです!
前半は福島!
後半は福岡でした。
本日は「部下を「小さな成功」から始める重要性」についてです。
目標の設定をして、頑張る。
コレは、基本中の基本です。
しかし、目標が大きすぎると時々目標を見失いがちになります。
特に大きな失敗をした直後には、いつもどおりの動きが取れなくなります。
自信喪失に陥ったり、間違った方向に向かっているのではないかと方向の模索に陥ったり、いわれのない不安や恐怖を覚えたりするものです。
そして、自分が何をしたかったのかさえ見失ってしまうことがあります。
そんな時はまず、初心に帰ることです。
目標を立てた当時の状況を思い浮かぶ努力をするのです。そうすると当時の状況が見えてきて、初心に戻れます。
また、目標の設定が大きすぎたり、目標が漠然としていて、最初一歩が踏み出せないケースがあります。そのような時は、アクションプランをしっかりと構築しましょう。
アクションプラン、は目標に対して具体的に「どのような行動」をとるかを決める計画書です。
1年間ずっと継続する行動目標であれば、1年を1ヶ月単位に区切り、1ヶ月を1日単位に区切りましょう。
詳細な行動計画を徹底的に作りこむのです。
例えば、年間売り上げの目標を、1000万円に設定したとしましょう。
この場合1ヶ月の売上は? と聞かれたら12で割って約85万円です。
私も自分でビジネスをスタートしたときに、この考え方を用いました。
85万ではキリが悪いので、私の場合は月に90万円の売り上げと設定しました。
1ヶ月で90万円の売り上げを上げるには、1日約3万円です。
ここまでの数字が出てきたら、1日3万円の売り上げを上げる方法を考えればいいのです。
日々の目標達成が、1年後の大きな達成に繋がるのです。
1年間1000万円というと、とても遠い数字のように考えられます。
しかし、1日3万円となると身近な数字になるので、具体的な行動がとりやすいのです。
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2013年05月23日
部下の反発の原因は?

今日は出張先の博多からです

お天気ははれですね

本日は「部下の反発の原因は?」についてです。
仕事は常に面白いことばかりではありません。
時にはやりたくない仕事、いやいやこなしている仕事もあるでしょう。
コレは上司、部下に関係なく起こります。
しかし、仕事の意義などを部下に伝えないで、いきなり作業を命じたりすると単に「押し付けられた」となり、部下の不満がつのるのです。
しかし、部下は直接的に「いやだ」「やりたくない」とは言いません。
あからさまにすればトラブルになることは分かっています。
そんなときは言葉に表さなくても態度が物語ります。
仕事のそぶりや態度が「やりたくない」気持ちを表すのです。そして反抗的な態度が見え隠れするのです。
ここで「なぜ反抗的な態度をとる」のか考えてみましょう。
そもそも部下が反抗する原因は部下側に問題があると、多くの上司が考えています。
しかし実際は上司の言動が原因となっている場合がほとんどです。
上司のあなたがやってはいけない行動はいろいろありますが主に次の5つに分かれます。
1.上からモノを言う
「四の五の言わずに黙って言うとおりにしろ」と権力で押さえ込もうとするときです。
2.意見を押し付ける
部下が反対の意見を言った場合、それを聞き入れることなく自分の意見を押し付けてしまうことで
す。
3.理詰めで追い詰める
部下の意見に対して徹底的に理屈でせめる場合、部下は逃げ場を失います。
4.屈辱的な言葉で攻める
部下も一人の人間です。上司部下の関係はあくまでもビジネス上の事です。それを超えて人としていってはいけないことを言ってしまうことです。
5.早急に答えを求める
あせって答えを求めることを要求する場合があります。問題が複雑であれば、解決案を出すのにも時間が必要です。それを無視して早急に部下にせまるのはいけません。
以上のことではないでしょうか?
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2013年05月22日
ランチミーティングより飲ミニケーション?

今日はこれから福岡です

明日は博多でセミナーを行います!
本日は「ランチミーティングより飲ミニケーション?」についてです。
最近の若者はお酒を飲まなくなったといわれています。
上司に飲みに誘われても「予定があるので、お先に失礼します」と堂々と帰宅してしまいます。
年配の人はこれを「滑稽」と感じています。
というのは、昔は「上司は絶対」だったので、就業間であろうと無かろうと上司からの「命令」は逆らえなかったのです。
そして、夜遅くまで愚痴を聞かされたり、飲まされたりというのがネオン街で夜な夜な繰り広げられていました。
しかし、現在は違います。
個人の考え方も様々で、価値の共有をはかるにも慎重に行わないといけません。
まして、ワークライフバランスも叫ばれていて、プライベートの時間に会社のことを持ち込むことはいけないという流れになってきています。
そこでよく言われているのがランチミーティングです。
お昼の時間であれば終業後のプライベートな時間を犠牲にしないで済みますし、ビジネスアワーの合間なのでお酒を飲むこともありません。
これは、お酒が飲めない人にも優しいですね。
そして、この時間を利用して仕事やそれに関する様々な情報交換をすることはとても有効です。
しかし、私はあえて飲ミニケーションをお薦めします。
なぜなら、ランチミーティングと比べると絶対的に違うことが2つあります。
それは、お互い同士が共有する時間の量です。
お昼にくらめれば、飲んでいる時間のほうが圧倒的に長いです。
2つめはアルコールです。
まったく飲めないという人以外は、お酒の魅力や魔法は多少なりともご存知ですよね。
気持ちが良くなったり、少し大胆になったり・・・。
もちろん、飲ミニケーションでも守るべきルールはあります。
これはあくまでもコミュニケーションの時間ということを忘れてはいけません。
忙しい上司、部下が時間を共有するのです。
プライベートの時間より優先して予定を入れたので時間を無駄にしてはいけません。
また、話すテーマを大まかでも予定してテーマから離れないようにすることです。
逸脱しすぎると止め処も無い話になり、結局は会社の愚痴や文句になってしまいます。
これでは、本末転倒です。
さらに、お酒も酩酊するまでは駄目です。
緊張をほぐしてくれるぐらいがちょうどよいのではないでしょうか。
もちろん、無理強いさせてはいけませんが・・・。
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2013年05月21日
賞与は給与の矛盾をうめるバッファ

今日は出張先の会津若松からです

会津は晴天です

成果により報酬が変わる時代となって久しく経ちます。
成果を上げれば給料が上がり、成果が出せなければ給料が下がる時代です。
さらに不況という外部環境が後押しして、会社員の給料が下がることが珍しくなくなっております。
その反面、社員を長時間拘束することや残業時間については法的な側面からも厳しい時代となっています。
今、サービス残業や長時間労働などを社員にさせた場合、労働基準監督署などが取り締まることも多くなっているのです。
少し前の会社では、「自分の時間も関係なしに、バンバン働くことが良い」「残業は美徳だ」という印象がとても強かったです。
定時で帰る人を「5時から男」などといってバカにした風潮もありました。
最近でもこの傾向は根強く残っています。とはいえ、「ライフワークバランス」が叫ばれるようになり、時代の流れとともに変わってきています。
しかし、多くの会社では、この流れにのれていません。
どちらかというと「残業は美徳」の意識が根強いのです。
そのため、残業していればよいと判断されがちで、成果を問うことよりも日常のイメージで判断する上司が多いのも事実なのです。
これでは会社はコストばかりかかってしまい、実際の効率化は図られていません。
この状況を変えるには、現場の部下への管理を成果に「徹底」する必要があるのです。
そして、残業は美徳ではなく「悪」と認識しなければなりません。
スキルが高く、効率的に仕事がこなせる社員より、スキルが低く残業をして仕事をこなす社員を比べたら、どちらが会社にとって必要な人材でしょうか。
残業代の分、スキルが低い社員のほうが、「年収が高い」となったら本末転倒になってしまいます。
上司としては、ここをきちんと見極めないといけません。
さらに年収の調整としては「賞与の活用」をお薦めします。
賞与は給料と違って法的なしばりが少ないのです。
給料は法的には「生活を保障する原資」と捕らえられていますが、賞与はあくまでも「利益分配」だからです。
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よって、残業代泥棒には、賞与の査定で調整することをお薦めいたします。
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2013年05月20日
仕事を聖域化しない、させない
おはようございます
今日は小雨がふっていますね
湿度は高そうですが、気温は低めです!
本日は「仕事を聖域化しない、させない」についてです。
社員の人数にかかわらず、コミュニケーションの不全となる原因があります。
それは、仕事を自分で丸抱えして、他人に触らせないことです。
つまり、仕事を自分の聖域化にしてしまうことです。
人事異動が頻繁な大企業でも、「彼がこの部署を抜けたらガタガタになるからはずせない・・・」こんな声を聞きます。
ましてや、中小企業では人事異動をやったことが無い企業も多くあるでしょう。
しかし、このことは本当でしょうか?
私にご相談頂いたケースをご紹介いたします。
長年勤めた経理の担当者が退職の運びとなりました。
後任の担当者がなかなか見つからず、社長はかなり焦っていました。
担当者の退職の日が近づいてきました。
何とか後任の人が見つかったので、社長も一緒になって引き継ぎが始まりました。
すると、社長は経理業務を丸投げしていたのですが、社長の想像よりはそんなに複雑なものも無く、担当者任せだったことに気がついたのです。
さらに、引継ぎが進行していくと、本来は経営者の決定事項である資金繰り等も経理担当者の判断で対応していたことに気がついたのです。
この件については、特に不正なことをしていたわけではないのですが、「一言相談して欲しかった」と社長自身も大いに反省しておりました。
結果、引継ぎはスムーズに終わり事なきをえたのですが、個人任せにすると仕事が「ブラックボックス化」になってしまい、担当者本人でなければ詳細がわからないということになってしまいます。
また、不正の温床になる可能性も高くなるのです。
このような状況ですと、担当者に何かあったときに会社が受けるダメージ高くなります。
また、仕事を「自分のもの」にしてしまうと、自分のやり方を優先させてしまうのです。
特定の人しかわからないことは極力排除しないといけません。
そして、誰もが対応できる仕組みを作らないといけないのです。
仕事の改善や組織の改善には「新たな発想」が必要です。
新しい目によってわかることもあるでしょう。
そのためには、仕事のマニュアル化、そして、人事異動が必要なのです。
「小さい会社だから人事異動が無理だ」というのは社長の思い込みに過ぎません。
特に右腕を育てるのであれば、営業だけ、経理だけでは経験としても厳しいのです。
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