2009年10月
2009年10月31日
9月失業率、5.3%
おはようございます
今日もいい天気です
10月も本日で終わりです!
明日から11月。
もう今年も2ヶ月しかありません。
早いですね。
今日は「9月失業率、5.3%」についてです。
30日に9月の完全失業率は5.3%が発表されました。
前月よりも0.2ポイント改善し、急激に進んだ雇用調整に一服感がでてきました。
政府の発表では、国内生産の持ち直しが続いているためで、雇用の先行指標とされる新規求人数も前月よりも3.6%増加したとのことです。
失業率は昨年秋から一時、2ポイント近く悪化し、過去に例のない悪化スピードになりました。
背景にあるのは、雇用調整の対象になりやすい非正規社員の増加だったのです。
企業がパート社員や派遣労働者を短期間に削減したため、雇用調整も過去に比べて大幅に早まったのです。
報道等では、ただ鉱工業生産指数の水準は依然としてピーク時の8割に満たないとのことです。
雇用の過剰感も依然強く、このまま失業率の改善が続くとの見方は少ないとのこと。
正社員の雇用調整は賃下げや休業で一時的に回避している状態のようです。
先行き1年の失業率は5〜6%程度で一進一退が続く可能性があると報道されています。
まだまだ厳しい状況には変わりませんね。
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2009年10月30日
心に残るスピーチとは?
おはようございます
今日もいい天気ですね
朝晩の冷え込みが気になりますが、とても気持ちのいい季節です。
今日は「心に残るスピーチとは?」についてです。
私の友人で、ライターの川上さんが最近新刊を出されました。
それがこの本です。
↓
この本の「はじめに」に興味深いことが書かれていました。
「すぐれた演説・スピーチには人々の心を大きく動かす力がある」と。
そして、その演説を分析してみると必ずといっていい手法があると語られています。
それは「ストーリー」を語っているとのことです。
確かに私たちは
○ 神話
○ 民話
○ 小説
○ ドラマ
○ 漫画
○ 映画
などのストーリーが大好きです。
そして、ストーリーの展開にハラハラドキドキして、先を進むのです。
うなずけます。
さらに川上さんは「心を動かすストーリーには特定のパターン」があるといいます。
それは
1.何かが欠落した、もしくは欠落された主人公
2.主人公がやり遂げようとする難しいゴール、目標
3.乗り越えなければならない数多くの葛藤、障害、敵対するもの
と書かれていました。
この3つの要素があると、人は感情移入しやすく心を動かされやすくなるのです。
川上さんは「感動のツボ」と表現されていました。
確かに、自分が感動した本やドラマを思い返すと、この感動のツボに当てはまっています。
ということは、人の心を動かす話をするのであれば「感動のツボ」を散りばめて、ストーリー仕立てにシナリオを作ればいいのです。
私もセミナー等のコンテンツ作りに盛り込んでいくように頑張ります。
でも、すぐに出来るほど甘くは無いですね(笑)
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2009年10月29日
雇用保険料率、1.2%に上げ
おはようございます
今日もいい天気です
でも、気温は低くなりました。
インフルエンザ、風邪もはやっています。
皆さん!気をつけましょう。
今日は「雇用保険料率、1.2%に上げ」についてです。
最近の景気悪化でも、雇用保険料は低い水準でした。
しかし、景気悪化のスピードが速かったため、失業保険への影響が出てきたのです。
そして、雇用保険料の上昇という結果になるのでしょうか?
NIKKEI NETより
ここから
厚生労働相の諮問機関である労働政策審議会は28日、雇用保険の料率(労使折半)を2010年度に賃金の0.8%から1.2%に引き上げることで大筋合意した。
引き上げは7年ぶり。
09年度の保険収支が約8千億円の赤字となる見込みで、労使の負担抑制より保険収支の改善を優先する。
長妻昭厚労相が来年3月末までに最終判断するが、家計や企業の負担が増えるため、流動的な要素も残っている。
雇用保険の財源については国が13.75%を拠出し、残りの86.25%を労使折半の保険料で賄う。
同日の審議会では保険料率を08年度の水準である1.2%に戻し、国庫負担割合も25%まで引き上げるべきだとの認識で一致した。
保険料率が0.8%から1.2%に上がると、月収30万円の会社員の保険料は月2400円から3600円に増える。
このうち家計の負担増は月600円となる。
昨年秋からの金融危機と景気低迷で保険収支が大幅に悪化しており、料率の引き上げが避けられないと判断した。
ここまで
労使の負担抑制より保険収支の改善がポイントですね。
さらに、この先、失業数の増加となったら、大変です。
この保険料の情報はしょうがないことなのでしょう。
失業率の数字も気になります。
また、冬のボーナスは過去最大の減少率となりそうです。
景気状況の悪化が響いていますね。
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2009年10月28日
マクドナルド 元店長の過労死認定について
おはようございます
今日もいい天気です
すごしやすい秋を満喫しましょうね!!
今日は「マクドナルド 元店長の過労死認定について」についてです。
概略はNIKKEI NETにも記載がありましたが、以下のようになっています。
勤務中にくも膜下出血で倒れ、死亡した日本マクドナルドの元女性店長=当時(41)=の遺族が遺族補償年金などを求めた労災申請について、神奈川労働局労災保険審査官は27日までに、長時間労働による過労死と認定、労災を認めなかった横浜南労働基準監督署の不支給決定を取り消した。
遺族は「日本マクドナルドの経営者には、二度とこのようなことが起きないよう改善してほしい」としている。
ここまで
さらに本日の日経新聞にも詳細にかかれていました。
労働局労災審査官の判断として
○ 症状の発症時からの残業の平均を調べた
○ 過労死認定である月80時間以上の平均残業を確認
○ 労災と認定
となっています。
労働基準監督署の判断では、「倒れた日」からの直前6ヶ月の平均で計算したら、月77時間で、認定基準(月80時間)を越えていなかったのから、NOとしたのです。
残業時間が労災認定の大きなウエイトになっています。
しかし、今回の問題みたいにカウントの仕方で大きく判断が変わる場合もあります。
また、難しいかもしれませんが内容を吟味する基準の創設も考えないといけないでしょう。
今回の記事ではいろいろと教えられることがありました。
また、この記事内で労働の時間カウントについて、「通勤に使った車の駐車場の入出庫の時間」「携帯メールの記録」などが使われたと出ていました。
今後は一般的な労働基準監督署の調査でも応用されていくと考えられます。
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2009年10月27日
後期高齢者の医療保険料、抑制策ないと10%増加
おはようございます
今日は台風一過ですね
朝から青空です!
本日は「後期高齢者の医療保険料、抑制策ないと10%増加」についてです。
これは厚生労働省の試算です。
興味ある記事が本日の日経新聞2009/10/27 にあったのでご紹介します。
ここから
長妻昭厚生労働相は26日、後期高齢者医療制度に入る75歳以上の人の保険料が、現行のままだと2010年度から全国平均で約10.4%増えるとの試算を発表した。
厚労相は保険料の負担増を抑えるため、制度を運営している全国の広域連合に対し、剰余金を活用するよう同日付で要請。
国費投入も検討する考えを改めて表明した。
同制度の保険料は都道府県ごとに異なるが、09年度は全国平均で約6万2000円。
10年度からは平均で6千円程度増えることになる。
国費による負担抑制は10年度予算の概算要求では金額を明示しない「事項要求」となっているが、厚労相は「財政当局に理解を求める」と実現に全力を挙げる考えを強調した。
厚労相はまた、保険料を滞納している高齢者に保険証返還を求め、代わりに医療費を窓口でいったん全額自己負担しなければならない「資格証明書」を渡す仕組みに関し、「現内閣では原則として資格証を交付しない」との通知を全国の広域連合に出したことを明らかにした。
ここまで
医療制度の改革は、医療の問題、所得の問題、保険料徴収の問題など複雑に絡みあってきます。
保険料の増加はやむをえないことなのでしょうか。
ここの部分はなんともいえませんが、医療制度の根幹の問題のような気がします。
いかがでしょうか。
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2009年10月26日
最低賃金法の改正
おはようございます
今日は雨が結構降っています
私も大きめの傘で出勤しました。
今日は最低賃金法の法改正についてです。
今年も都道府県別の最低賃金が10月に改正されました。
新潟県と岐阜県以外の45都道府県で引きあがられる結果となりました。
全国平均で10円と大きくあがりました。
低賃金で働く人にとっては朗報です。
しかし、景気が悪い中ぎりぎりで経営を行っている中小企業では「更なる負担」ということになってきました。
これにより、
○ パートの削減
○ 労働時間の短縮
○ 契約解除
など、思惑とは逆の動きも出てきました。
法律改正で、すべてがうまく動くはずが無いことの証明です。
本来なら、低賃金者の所得をアップさせる法改正であったのですが、逆に追い込んでしまうことになっていることもあるのです。
この問題は難しい側面もありますね。
かえって、
「所得格差を広げているのではないか?」
との指摘もあります。
いかがでしょうか。
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2009年10月25日
年金記録、郵貯ATMで確認 政府、「年金通帳」の活用検討
おはようございます
昨日は雨になってしまいました
今日は良くなるとの事ですが・・・?
本日は「年金記録、郵貯ATMで確認 政府、「年金通帳」の活用検討」についてです。
昨日のNIKKEI NETより
ここから
政府は23日、公的年金の加入者が郵便貯金のATMで年金記録を確認できるサービスを導入する検討に入った。
厚生労働省が2010年度の創設を目指している「年金通帳」を活用。
全国の郵便局に設置しているATMに通帳を差し込むと、年金の加入期間や保険料の納付額、もらえる年金額などが記載される仕組みを想定している。
長妻昭厚労相が同日、亀井静香郵政・金融担当相に年金通帳の導入に関して郵便局のネットワーク利用を打診。
郵政相が大塚耕平内閣府副大臣に検討を指示した。
郵政相は同日の講演で「2万を超える郵便局を新しくどう活用するかは大きな課題」と指摘した。
政府の郵政改革の基本方針には、郵便局を行政サービスの拠点として位置づけることを明記している。
郵便貯金は年金の受取口座としても広く使われており、郵政相も対応しやすいと判断したとみられる。
ここまで
記事のようになると便利ですね。
そうしたら、年金を「資産」としてもっと利用しやすくする考え方もありますよね。
貯金の感覚で利用できるようなほうほうがあれば便利ですね。
アイデアが出てくれば、もっともっと利用しやすい年金、身近な年金になるのではないでしょうか。
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2009年10月24日
組織改革の前に自己改革を
おはようございます
今日もいい天気です
明日は曇りの予報なので、今日中に洗濯をしないと
本日は「組織改革の前に自己改革を」についてです。
「組織を何とかしてください」
このようなお願いは、最近とても増えています。
経営者が、自分会社の組織を改革して欲しくて連絡がはいります。
しかし、その前に考えて頂きたいことがあります。
組織を改革するには、「どのような組織にしたいか?」を真剣に考えて頂きたいのです。
そして、理想の組織像があるのであれば、それに見合う自己改革をしていただきたいのです。
問題点の指摘だけではなく、組織の理想像とそれを引っ張る自分の新しい姿を想像していただきたいのです。
このような取り組みは漠然としていたり、抽象的な部分もあるので「難しい」と思われるかもしれません。
そのための具体的な方法は
○ なぜ仕事をするのか
○ なにを実現したいか
○ どうやって実現したいか
の3点を徹底的に考えて下さい。
そうやって、ゴールを設定することにより、あなた自身とチーム員が目指す方向を見出していくのです。
組織改革は頭である経営者が「しっかり」しないと成功しません。
いかがでしょうか。
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2009年10月23日
残業代不払い、1553社
おはようございます
今日も晴天!いい天気です
日曜日から下り坂だそうですが・・・
今日は「残業代不払い、1553社」についてです。
労働基準監督署の調査は相変わらず、実施されています。
しかし、この不況下で残業代の不払いが現象とのことです。
本日の日経新聞より
ここから
2008年度に「残業代を支払っていない」として労働基準監督署の是正指導を受け、100万円以上の不払い残業代を支払った企業が1553社だったことが22日、厚生労働省のまとめで分かった。
過去最高の前年度より約1割(175社)減。支払った残業代は196億円で、同76億円減少した。
是正指導を受けて不払い残業代を支払った企業数は、集計を始めた03年度から増加し続けてきたが初めて減少した。
同省は「不況で残業が減った影響があるのではないか」とみている。
同省によると、不払い残業代の支払いを受けた労働者は18万730人で、1人当たりの平均額は約11万円、1社平均は1263万円だった。
ここから
残業は景気に影響が出る部分です。
調査は例年通り普通に行われています。
しかし、景気の影響で残業そのもの、未払いの残業代も減少しています。
こうしたものが数字でしっかりと出ているのです。
とはいえ、未払い残業はまだまだ多くあります。
皆さんも規定等をしっかり作って、リスクを減少させましょうね。
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2009年10月22日
退職者に年金を一括支給 日本航空
おはようございます
今日もいい天気です
秋晴れが続いていますね!
本日は「退職者に年金を一括支給 日本航空」についてです。
日本航空がの再建策が報道等を騒がせています。
とてもいろいろな問題を抱えています。
その一つに企業年金の問題があります。
そして、解決方法が出されています。
時事通信より
ここから
再建中の日本航空をめぐり、前原誠司国土交通相直轄の専門家チームは20日、日航退職者に企業年金を現行水準で一括支給する改革案を固めた。
来春にも高い給付利回りの受給者を同社の年金基金から分離。
その後、支給水準を下げ、年金運用の健全性向上を狙う。約9000人の退職者などには「減額前の支給」と強調し、改革に必要な3分の2以上の同意を得たい考えだ。
政府や主力銀行は日航支援に向けて、年金の抜本的改革が不可避とみており、チーム案の実効性を精査する。
国交相チームは再建計画が政府などから承認されれば、11月以降、退職者向け説明会を全国主要都市で開催。
来年1月末までに必要な同意を確保し、今期決算で決着させる意向だ。
同チーム案は、年金加入者のうち現役社員分について、日航の積み立て負担を減額し、基金が予定する運用利率(年4.5%)も引き下げる方向。
一方、退職者のうち希望者には企業負担減額前の水準で、平均余命から算出した支給相当額すべてを一度に支払い、基金から離脱してもらう。
これにより、日航の年金基金は退職者に対する将来の運用利率負担分がなくなる。
ここまで
企業年金の「怖さ」を知った記事でもあります。
本業で、利益を少し出しても、企業年金の利回りの逆ザヤが負担となる・・・。
OBの生活を守るのに、現役が疲れ果ててしまう・・・。
本来の姿ではありませんね。
年金が経営を圧迫する事例ですね。
皆さんの会社は大丈夫でしょうか?
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