2006年01月
2006年01月31日
消費税は10%?
おはようございます
今日は曇っていますが、気温はまあまあですか?
日中はあまりあがらないとの予報ですね
今日は消費税についてです。
昨日、自民党の柳沢税調会長は、都内の講演で消費税の税率について言及しました。
「10%程度に・・・」
引上げ時期は、「なるべく早いほうがいい!!」とのこと。
昨年10月の党財政改革研究会のまとめでは「12〜15%」になる可能性も示唆されています。
この10%が、次回の引上げ水準の本命でしょうか!
小泉首相は「消費税よりも行革を」とのコメントです。
税率打鍵が論点になっていますが、目的の明確化や歳出の削減にまで議論を突っ込まなければいけません。
社会保障の制度維持が目的ですが、社会保障費の垂れ流しについての問題をきちんとしなければこの問題は民意の納得が得られないでしょう。
党内でも議論のズレがあるようです。
これからの動きに注目です。
2006年01月30日
解雇を金銭で解決?
おはようございます
今日は日が出ると温度がかなりあがりそうとの予報ですね!!
でも朝方はまだまだ冷え込んでいますが・・・。
今日は今話題となっている労働契約法についてです。
数年後の施行に向けイロイロなお話があります。
その中で注目なのが「解雇の金銭解決制度」です。
解雇が無効とされた場合でも、同じ職場に勤務することは難しいですよね。
そんな時に「金銭で解決しよう!」という制度です。
具体的な方法を探る前に問題点が提起されています。
・労働者からの金銭解決の申立と解決金の基準
・使用者からの金銭解決の申立と違法な解雇が金銭で有効にならないかと懸念 される。
・労働者と使用者との提示する解決金の差についての解決策
具体的な手続きはどのようになるのかはこれからだと思います。
金銭解決は現実的ですが、運用となるとなかなか厳しい部分がありますね。
こんな動きがありますのでご報告いたしました。
2006年01月29日
自動的に社長解任??
おはようございます
今日もいい天気ですね!!
穏やかな冬晴れの気候です
今日は日経新聞2006/1/29 1面の記事でソフトブレーンの記事がでていました。
この会社はなんと「増益率、2期連続低いと取締役会決議を経ずに解任する」制度を導入しようとしています。
今年の3月の株主総会に、このことを提案して、定款に盛り込むそうです。
社長の合格ラインは「連結経常利益増加率10%」とのことです。
2期の様子を見て、このラインをはかるそうです。
かなり厳しいという印象を個人的には受けました。
取締役(外部取締役も含む)も同じということなので、ハードルはやはり厳しいものと考えられます。
アメリカ的といってしまえばそれまでですが、日本の企業としては、かなり異質な制度の導入と思われます。
「経営と資本の分離」が明確にされると思われますが、今までに無い環境下で果たしてうまく機能するのでしょうか?
今後の注目です。
2006年01月28日
労働時間性を大幅緩和!!
おはようございます
今日も冬ばれですね
さて、きょうの新聞等にも出ているとおり、労働時間の記載が緩和されそうです。
厚生労働省の研究会では以下のように報告がされました。
管理職手前の社員
・法定労働時間の規制から除外
要件は→業務に裁量があること、一定の収入を得ていること、本人の同意
一般の社員
・年次有給休暇の取得促進
・時間外労働の抑制
・フレックスタイム制の見直し
以上です。
多様な働き方に対応するための措置です。
実際は今の働き方に法律をあわせてい作業なのかも知れません。
2006年01月27日
社長さんへ7つの質問!!
おはようございます
今日も東京地方は冬ばれ?です^^
今日はいきなり質問から入ります!
4月1日の高年齢者雇用安定法へのご対応はいかがですか?
まだこれから。
もうばっちり!
他社の様子見です!
いろいろな話があると思いますが、次の質問に答えられたら問題ありません。
では、
1.60歳以降の従業員の仕事や賃金をどのように決定しますか?財源は大丈夫ですか?
2.定年延長の制度を選択しますか?そのときは退職金の額も増加しますがざいげんは大丈夫ですか?
3.賃金も退職金も、今の算定方式でいいですか?
4.団塊の世代の従業員が多いと退職金の金額がかなりの額です。問題ありませんか?
5.賃金や退職金について金額を下げると従業員にとって不利益な変更になります。その対応はいかがですか?
6.高年齢者雇用の環境は問題ありませんか?
7.高年齢者雇用に対する病気や怪我のリスクは検討していますか?
以上このようなことを考えていかないと対応がおろそかになってしまいますよ!!
まだ4/1まで時間はあります。
方法を考えましょう。
2006年01月26日
企業年金の利回りが最高!!!
おはようございます
東京地方は晴れています
風が吹くと体に突き刺さりますが!!!
今日は企業年金のお話です。
生命保険の企業年金の利回りが過去最高の値を示しています。
2005年度4月から12月の値ですが、
・富国→21.76
・第一→20.26
・三井→19.71
・明治安田→19.43
・大同→19.30
・住友→18.77
・日本→17.24
*7社平均→19.49
これは株式相場が堅調な展開となったためでしょう。
今までは資産残高が減少していた、各社の企業年金資産も歯止めがかかるでしょう。
最近の動きは株価の上昇で最高値を示していますが、これが数年前からだったら、適格退職年金の廃止の方法は選択されなかったのでは?と考えられます。
しかし、すごい利回りの数字ですよね!!
2006年01月25日
創業時の雇用に対する助成金
おはようございます
今日はいい天気ですね
気温も雪の日よりあったかそうですね^^
今日は、起業する方へのお知らせです。
会社等をつくって人を雇い入れた場合に助成金がもらえるケースがあります。
「中小企業基盤人材確保助成金」というものです。
創業や異業種へ進出して、その事業にかかわる人を雇用した場合に賃金の一部が助成されます。
事業の中核を担う人材については1人あたり1年間に140万円(5人まで)
アシスタント的な業務の人については1人あたり1年間に30万円(5人まで)
ただし、会社の創業(異業種進出)から6ヶ月以内に申請しなければなりません。
また、事業に対し、300万円以上の設備投資(家賃含む)をしなけらばなりません。
もろもろの条件をクリアーした後での助成金の受給となります。
しかし、該当する場合は必ずもらえますのでもしよかったらお問い合わせください。
2006年01月24日
ライブドアショック ついに逮捕!!!!!
おはようございます
今日も寒さは厳しいとの予報です
この冬はほんとうに寒いですね!
さて、昨晩からテレビ等で報道されているとおり、ライブドアの堀江社長他3人の取締役らが証券取引法違反で逮捕されました。
証券市場に対する不正行為やライブドア社本体の粉飾決算の問題が争点となってくるでしょう。
今回の件は、東京地検特捜部の強制捜査から1週間で企業トップの逮捕となりました。
1週間前の強制捜査前までは、よもや堀江社長の逮捕など誰もが予想できなかったことでしょう。
時代の寵児ともてはやされていた堀江社長が、まさに1夜にして180度違う立場となってしまいました。
いろいろな意見や考え方があるかと思いますが、この件で株式市場が大きな影響を受けたのは事実です。
東証のシステムの弱さまで露呈したのもこの事件からでした。
個人的には、実業が一番強い!と思います。
M&A等はツールであり、そのものが目的ではないということもこの事件で強く感じました。
法律の抜け穴をかいくぐっての戦略は「戦略」ですが、法律に抵触すれば「犯罪」です。
経営がそのことを認識しつつも、歯止めがかからなかったのでしょうか?
同社の株は整理ポストになりました。
上場廃止への第一歩でしょうか?
2006年01月23日
自宅で労災??補償あり?
おはようございます
今日も一段と寒いですね!
雪もまだまだ残っています
電車から見える気温の表示がマイナス1度でした(関東南部では激寒です)。
風邪には皆さん注意しましょう!!
今日は自宅での労災補償についてです。
日経新聞2006/1/23 にも記載されていましたが、最近、自宅勤務の人が増えています。
その際に、企画書やPC仕事をしている最中にお茶等でやけどをした場合は労災かどうかという問題です。
この際、やけどをした本人が労働者でなければ対象になりません。
委託契約や請負では対象外です。
また、業務中におこったことで、傷病との因果関係が明白なことであることです。
この場合は労災に該当する可能性は高いですが、上司などが身近にいない自宅勤務に場合はなかなかその状況を認定することが難しいですね。
具体的には事務手続き上、厳しい側面を残していますね!!
運用については今後の課題でしょう!
2006年01月22日
2007年問題の意識!
おはようございます
今日も寒いですね!
昨日の雪がまだまだ残っています
風邪には気をつけましょう^^
今日は2007年問題についての企業の危機感についてです。
大量退職に伴う「2007年問題」の関心や危機感は次のようになっています。
・若年層や中堅層の人材確保が難しい
・技能やノウハウの伝承に時間がかかる
・退職金
以上です。
これに対して対策は
・雇用の延長や継続で対応
・中途採用を増やす
・新規採用の増加
・指導の強化
です。
このような状況は製造業を中心に考えられています。
労働力の低下は企業力の低下です。
起こってからでは遅すぎますよね!