2013年12月03日
ルールはシンプル
今日は出張先、神戸の朝です!
神戸は晴天ですね
本日は「ルールはシンプル」についてです。
「きちんと挨拶ができている」
「仕事の期日を守る」
など小学生でもわかる基本事項を「きちんと守っている」ということです。
これは、挨拶や期日といったことだけでなく、人事であったり、会議の運営の仕方であったり、ちょっとした会社のルールでも言えることで、とても大切なことなのです。
このようなルールは会社が作ります。
しかし、このルールを破るのも会社です。とりわけ、社長や役員といったところでしょう。
権限のある人たちが、なんとなくそのパワーで「ルールから逸脱する」ことが、せっかく作って守っているものを壊していくことになるのです。
こうなると「うちの会社はきちんとしていて、駄目と良いがきっちりしている」という思いとは逆に「グレーゾーンばかりで、社長や役員の都合でルールが変わる・・・結局、ルールなんてあってないようなものだ・・・」となり、会社に不信感をいだいてしまうのです。
これとは逆に、「社長はどんな小さなルールでもきちんと守っている。私たち社員もきちんと守らないと!」と考える会社でなければならないのです。
例えば「挨拶なんて」と考えるかもしれませんが、これはとても大事なことです。
例えば、チーム員がコミュニケーション不全で、なんとなく距離感があり、仕事に支障がでる?出ない?という状況のチームがありました。
そこで、挨拶を徹底させたのですが、チームの長であるマネージャーが率先して声を出さないといけません。
これは、マネージャーに限らず、社長、役員、部長や課長でも同じです。
そして、最初は上の人が率先している姿に「どのように反応してよいかわからない・・・」ので、ノーリアクションの社員も多いでしょう。
ただし、ここで叱っていけません。
彼らは「戸惑っている」だけなのです。
こらえきれずに「私が挨拶しているのに、君たちもしろ!」と言ってしまえば、その後の挨拶には「やらされ感」が付きまとうでしょう。
そうではなく、社員自ら自発的に挨拶をするようになるまで頑張るのです。
挨拶がお互い交わされると、その次のステップに進むのはたやすいことです。
朝の「おはようございます」夕方の「お疲れ様です」と一言添えるだけでも信頼関係が生まれてきます。
コミュニケーション不全で悩んでいたチームに挨拶を行うように伝えただけで、その後のチーム員の会話が生まれ、結果として、そのチームの業績が改善されたということも報告されているのです。
「えっ!そんなことで・・・」とお考えかもしれませんが、結果から見てみるととてもシンプルなのです。
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