2013年11月14日
組織で求められる人材像とは?
今日も晴れ
雪の便りも聞こえてきていますね。
本日は「組織の求められる人材像とは?」についてです。
会社組織等で「目指す姿」「期待される人材像」を明確に定義することが大切だと言われています。
しかし、多くの現場では、これは単なるお題目となっているのも事実です。
なぜ、単なるお題目となってしまうのでしょうか?
無理に引き出した「理想の社員」では、絵に描いた餅となってしまうのです。
ここで考えられるのは会社のビジョンと密接にリンクした人材像ということです。
まず、会社の事業ビジョンを考えましょう。
これは、明確に定義したり、言語化、可視化されていなくてもどこの会社にも必ず存在するものです。
具体的には
〇 そんな人が当社の顧客なのか
〇 会社として、どんな価値を創造して提供しているのか
〇 その結果として、どのような収益を上げているのか
という切り口で考えるのです。
この価値観のもとで「目指すべき方向、状態」においてどんな人が、どのように組織で活躍するのか?さらに、その人はどんな考え方や行動をするのか?をイメージするのです。
そして、その人がもっと活躍するには核となる能力は何なのかも考えなくてはならないのです。
ここで考えなければならないのは、単なる能力、スキルの問題だけではないということです。
表面的なスキル等の習得であれば、「やり方を学ぶ」というだけで、仮に業務スキルが高くても、現場のイレギュラーな対応ができなければ役に立たないこととなってしまうのです。
ここは、自ら考えて、行動でき、おのずと価値を生み出せる人材像をイメージすることが大切なのです。
会社としては、ここまで意識して採用等に臨むことが理想でしょう。
単に「人が足りないから採用をしている」では、人材の定着が望めないどころか、入っては辞め、入っては辞めの繰り返しになってしまうのです。
現場での人手の問題も重要ですが、このように「どんな人を採用することが会社として好ましい状態か」ということを意識することがもっと大切なことなのです。
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