2013年06月27日
仕事の意味づけ
今日は晴れ間が見えますね
水不足は大丈夫でしょうか?
本日は「 仕事の意味づけ」についてです。
あなたは、社員や部下に「仕事の意味付け」を行っていますか。
同じ仕事を部下にお願いするのにしても、例えば「穴を掘って欲しい」というよりも、「橋の橋脚の土台を作る為に穴を掘って欲しい」というほうが、部下はモチベーションがあがります。
ただ、穴を掘れといわれても、何が完成するのか分からなければ漠然と作業するだけですが、「最終形は、このような橋が出来る。その橋脚部分の土台のための作業をお願いしたい」といえば、ただ漠然と作業をこなすときとぜんぜん異なった意識で作業を進めていくことでしょう。
しかし、完成図が描ければ、「どのぐらい掘るのか」「いつまで作業するのか」が分かります。
また、橋の橋脚の土台の為という、仕事の意味が伝わるのです。
このことをあなたの業務に置き換えて、考えてください。
日常のルーティンをこなすことばかりにフォーカスしすぎると、業務本来の意味が分からなくなってしまいます。
そうすると、「完成図」が分からない状況と同じです。
「自分は何ために働いているのだろう」と考えるようになり、モチベーションが下がります。
「ただこなしているだけ」この言葉に支配されたら、日々のルーティンで「やらされ感」に支配されてしまう状況になるのです。
まして、部下などは、上司からの指示という形だけで業務を受け止めます。
「上からの指示だからこなす」という意味づけでは「やらされ感」に支配されてしまうのです。
それを防ぐには、まず、部下がしている業務は「どんな意味があるのか」を考えさせてください。
そして、自分のやっている業務に意味を見出せるように「先を見る」クセを付けてあげましょう。
上司が「あなたの仕事はこんなに価値がある仕事だよ」というのは簡単です。
しかし、部下自身がその価値の気づきを得るのが一番です。
自分で見つけた「価値」は、本人の成長でもあり、今後の業務に対する心構えとなるからです。
気づきを与えられる環境づくりこそ、あなたの第一の仕事です。
部下にモチベーションをもってもらいたいなら、環境づくりは必須です。
そして、このことは、会社の未来も大きく左右することなのです。
「自ら考える」ことができる組織は、「自律した組織」です。
「自ら考える」ことができる社員がいればいるほど、会社は活性化します。
そして、色々な場面においても対応が可能な人材が増えていきます。
こうなると会社組織はとても強い会社となるのです。
このようになるためには、きっかけ作りと環境は、リーダーであるあなたが整えなくてはならないのです。
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