2013年06月25日

ギブ&テイクの嘘

おはようございます

今日も曇りですね

先ほど雨がぱらぱらと降っていましたが・・・。


本日は「 ギブ&テイクの嘘」についてです。


「仕事を与えると、自分にも仕事がやってくる」このような話を一度や二度聞いたことがあるかと思います。

まさに、ギブ&テイクのお話です。

まず、自分から相手に仕事(利益)を与えたら、後に自分にも仕事(利益)がもらえるということです。


しかし、現実的に考えて、相手に仕事を与え、自分に仕事を降ってくれるでしょうか。

いわゆる「恩」を売るという考え方では、自分に仕事をふってはくれないでしょう。

与えたら、与えるという利益の物々交換だけでは、人はあなたに仕事を降ってくれる確率は少ないでしょう。

この確率を上げるには与え続けるということです。

いわゆる「ギブ、ギブ、ギブ」ということになるのです。

相手に利益を与え続けるのです。

この利益というのは、決して金銭的な価値だけではなく、あなたが持っている情報や知識が、相手にとってとてつもない価値を持つこともあるのです。

利益を与え続けることで、信用、信頼が自然と転がり込んでくるのです。

そして、金銭的な利益にも結びついてくるでしょう。




ここで、会社と社員の関係について考えてみましょう。

社長は仕事を持ってきます。

もちろん、会社のトップとして仕事が無ければ会社の経営なんて出来ません。

仕事は目の前にあって当たり前ということになります。

この社長の「当たり前」を整理すると、


    
仕事を与える


    
社員に給料を支払う


ということになるのです。




これに対して、社員は社長(会社)になにを与えるのかというと



  ○(労働)時間を与える


    
体を動かし労働を与える


のです。

つまり、お互いが無いものを与える仕組みなのです。

そして、会社の向かう方向が決まっていくのです。

社長も社員も「ギブ、ギブ、ギブ」なのです。

与え続けて信頼関係が生まれ、「いい関係」を築くことが出来るのです。

このように考えたら、社長(会社)と社員は利害関係が反するということでもないはずです。

正常な会社運営を心がけている社長であれば、以上の意識を持っていれば、社員とのトラブルも起こらないのです。

「与えたら、もらえる」という考え方は、大きな間違いかもしれません。




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utsumisr at 08:43│Comments(0)TrackBack(0) その他 

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