2013年06月04日
褒めることを忘れない
おはようございます
梅雨の中休みで、今日も晴天ですね
気温は高くなりそうですが!
本日は「褒めることを忘れない」についてです。
部下に対してきつく叱ることはよくあることでしょう。
しかし、言いっぱなしでは、部下が「悪い感情」だけを持ってしまう危険があります。
また、実際に部下の考え方、行動などを改善させるために伝えたことが、放置してしまってはその後の結果もわからなくなってしまうのです。
そのためには、「その後どうなったのか?」「彼、彼女はよくなったのかな?」と考えて声をかけることが重要なのです。
そして、「少し」でも改善されれば「大きく褒める」ことが大切です。
単に「大きく褒めても」部下は「白々しい」と感じてしまいます。
ここでの褒め方は「より具体的に」「より客観的に」褒めることが重要なのです。
そのためには部下の改善された点をきちんと見ることが重要なのです。
そして、良くなかった点が何なのか、そして、改善された点が何なのかを明確に伝えることが大切です。
例えば報告書のクオリティが上がったことについて、「報告書が良くなった」ではなく、「報告書について、導入部分の動機がより具体的に記載されている。
そして、その結果、事例商品の効果について、売上結果がより明確で、ライバル商品との差別化のポイントが浮き彫りになっている。
このレポートは非常にわかりやすく、今後のお手本になるレベルとなっているね。」と言及しましょう。
単に「良くなった」では、上司であるあなたの想いは伝わりません。
問題点に対して、真摯に向き合って改善された点を褒めることがポイントです。
その際に「影で努力したこと」「過程の重要性」について、あなたがわかっていることをはっきり伝えましょう。
そして、上司としての「自分の喜び」出ることも話すのです。
単に部下が進化したから嬉しいではなく、上司の自分もスキルアップにつながっていることも伝えるのです。
そうすると、単なる仕事のやり方の伝達ではなく、「上司と部下がともに歩む」という関係性までもが強調されていくのです。
より褒めることにより、上司と部下の結びつきが強くなるのです。
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