2013年05月21日
賞与は給与の矛盾をうめるバッファ

今日は出張先の会津若松からです

会津は晴天です

成果により報酬が変わる時代となって久しく経ちます。
成果を上げれば給料が上がり、成果が出せなければ給料が下がる時代です。
さらに不況という外部環境が後押しして、会社員の給料が下がることが珍しくなくなっております。
その反面、社員を長時間拘束することや残業時間については法的な側面からも厳しい時代となっています。
今、サービス残業や長時間労働などを社員にさせた場合、労働基準監督署などが取り締まることも多くなっているのです。
少し前の会社では、「自分の時間も関係なしに、バンバン働くことが良い」「残業は美徳だ」という印象がとても強かったです。
定時で帰る人を「5時から男」などといってバカにした風潮もありました。
最近でもこの傾向は根強く残っています。とはいえ、「ライフワークバランス」が叫ばれるようになり、時代の流れとともに変わってきています。
しかし、多くの会社では、この流れにのれていません。
どちらかというと「残業は美徳」の意識が根強いのです。
そのため、残業していればよいと判断されがちで、成果を問うことよりも日常のイメージで判断する上司が多いのも事実なのです。
これでは会社はコストばかりかかってしまい、実際の効率化は図られていません。
この状況を変えるには、現場の部下への管理を成果に「徹底」する必要があるのです。
そして、残業は美徳ではなく「悪」と認識しなければなりません。
スキルが高く、効率的に仕事がこなせる社員より、スキルが低く残業をして仕事をこなす社員を比べたら、どちらが会社にとって必要な人材でしょうか。
残業代の分、スキルが低い社員のほうが、「年収が高い」となったら本末転倒になってしまいます。
上司としては、ここをきちんと見極めないといけません。
さらに年収の調整としては「賞与の活用」をお薦めします。
賞与は給料と違って法的なしばりが少ないのです。
給料は法的には「生活を保障する原資」と捕らえられていますが、賞与はあくまでも「利益分配」だからです。
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よって、残業代泥棒には、賞与の査定で調整することをお薦めいたします。
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