2013年05月10日
自分の意見がいえない部下へ
おはようございます
今日も晴天
明日の土曜日はお天気下り坂のようですが・・・。
本日は「自分の意見がいえない部下へ」についてです。
私の周辺でもすぐに答えを聞きたがる人が増えています。
ビジネスの現場では、試験のように答えが一つだけであることはまずありません。
実際の場面では、いろいろな要素がからみあって、「どの答えが最適か?」なんてわからないのです。
だから、現場に即して考えることが重要なのです。
私の部下たちも、答えに窮すると、
「この案件はいくらの売価設定ですか?」
「この問題の結論は?」
などと、すぐに私に質問してきます。
しかし私は、あえて即答しません。
私が簡単に答えてしまっては、部下たちが自ら考えることを「放棄」してしまうからです。
考えて、考え抜いて、自分の意見を出せるまでにならないといけないのです。
でも、考えることを「面倒くさい」と考え、手っ取り早く回答を求める人は本当に多いです。
私たちは学校教育を受ける過程で、いろいろな問題を解いていました。
そこで答えを出して○か×をもらっていました。
この経験が今でも残っているのでしょう。
優秀な学生だった人ほど、この傾向が強いかもしれません。
さらに、優秀な学生だった部下は答えを「持ってくるのがうまい」です。
答えを手に入れるためにWEBで検索を行い、模範解答となる箇所を引っ張ってくるのです。
しかし当然ながら、この回答には本人の思考はまったく反映されていません。
というか、答えを見つける作業をしているに過ぎないのです。
仕事の現場では、答えがないことが多いうえ、模範回答がその現場に合致することは滅多にありません。
つまり、模範解答は現場で通用しないのです。
いかに現場で通用するかは、どれだけ考え抜いた結果なのか、という部分に対応してきます。
そこで、まずは自分で「能動的」に考える癖を付けるように、部下達に対して働きかけましょう。
そして、自分の意見を持つ大切さを理解させるのです。
自分の意見を出せるぐらい、考えさせることがポイントです。
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