2013年05月02日
上司の仕事、部下の仕事の線引きは?
おはようございます
今日は雨が少し降っていましたが、これからは回復してくるでしょうか
少し、肌寒いですね。
本日は「上司の仕事、部下の仕事の線引きは?」についてです。
「A君、これやっておいて」といって部下に仕事をふる上司がほとんどではないでしょうか。
しかし、出来る上司と出来ない上司では、この後が異なっているのです。
何が異なるかというと、仕事のフォローについてです。
出来る上司は、
○ 仕事の納期
○ 仕事の完成度
○ 仕事の優先順位
など、お願いした仕事の内容いついてきちんと伝えています。
さらに、今部下が抱えている仕事とお願いした仕事の優先順位までも把握し、的確に部下に伝えています。
しかし、多くの上司は、納期は伝えても仕事のクオリティーまで言及する人は少ないでしょう。
それより、部下から出てきたものに対し「クオリティーが悪い」「完成度が低い」「やり直し」といって部下に二度手間、三度手間をかけるケースが多いのではないでしょうか?
仮に、このように手間をかけさせることが教育の場面ももちろんあります。
その際は、部下に対して手間をかけることと自分で筋道を通すことや、自分なりの考えを持つことを教えるためでしょう。
しかし、単に完成度やゴールについてのイメージを部下に伝えきらないで、何回もやり直させることは、単に部下の仕事の時間を消費させているだけなのです。
このことが何回も続くと部下は、表面上は「ハイ」といっても、本当にはついてきてくれなくなるのではないでしょうか。
上司が部下に仕事を頼むときは、絶好の教育の場面なのです。
最初は丁寧に業務のゴールや全体像を詳細まで伝えることが重要です。
そして、だんだんと業務に精通してきたら、部下自身の考えで動くようにフォローしていくことが大切なのです。
部下がここまで育つと上司は本当に楽になります。
そして、新たな発想も考えられるゆとりも出来てくるのです。
だから、部下を育てることは大変ですが、じっくり、粘り強く時間をかけて育てましょう。
ゆくゆくは上司であるあなた自身のためにでもなるのです。
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