2013年02月15日
上司、部下の機能を明確に
おはようございます
今日は昼から雪の予報です
でも、大雪にならないようですね。
本日は「上司、部下の機能を明確に」についてです。
ある外資系企業とお仕事をさせていただいているときでした。
北米に本部がある会社で日本では日本法人として活動をされている大きな会社でした。
そこの組織はマトリックス組織で部下1人に2人のボスがいる状況でした。
具体的な業務は日本の人事部のマネージャーとその部下の人達でプロジェクトは進みました。
順調に進んでいた案件でしたが、予算の問題で壁にあたり進捗がストップしてしまったのです。
現場の担当者と私はこのままでは期日が厳しくなる一方なので「社長に決断を迫ってください」と話しました。
すると、人事のマネージャーは「この問題は日本の社長ではありません。彼は営業のマネージャーなので、私が本国の人事マネージャーに確認します。」とお話されました。
つまり、国内のマネージャーはそれぞれの部門のトップで、社長は立場上名義をつけただけとのことでした。そして、日本の人事マネージャーの上司は本国の人事のマネージャーで、社長は国内で決めなければならない独自の事柄の時のみ上司に当たるということだったのです。
とても合理的な考え方と私は関心してしまいました。
それと同時に全世界的に展開している企業だからこそなせる業なのかもしれないと考えてしまいました。
しかし、業務に対する機能を人とリンクすることはとても優れていることです。
この会社の事例から学ぶことは役割と業務のリンクが明確にできていることです。
これは会社の規模に関らず、特に上司、部下の間で実施しなければいけないことなので、上司の機能、部下の機能を明確にする必要があります。
特にプロジェクト案件等では機能と役割を定義付けることがとても重要になってきます。
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