2012年08月26日
服装、身なりが常識の範囲を超えている社員がいたら
おはようございます
今日は北海道にいます
これから北海道マラソン、フルを走ります!!
今回は「服装、身なりが常識の範囲を超えている社員がいたら」を解説します。
正直、これはよくご相談を頂く内容です。
具体的には、スーツやYシャツの柄、色、クツ、靴下の色や形、髪型、髪の色、髪の長さ、ヒゲの有無などです。
もちろん、これには法的な基準はなく、会社が方向性を出せばOKです。
そのときに「常識を超えたこと」をさせないことが重要なのです。
例えば、真っ赤なYシャツはアパレルでは許されても、一般企業では許されないことが多いでしょう。
ここまでのレベルではなくても、社長、管理職にとっては気になる服装、身なりは沢山あります。
しかし、自由奔放にさせてしまっては、社内の統一が図れません。
ある程度のガイドラインが必要なのです。
服装の判断は業務内容、職種などによっても変わってくるでしょう。
ただ、社内秩序を維持、確保することは重要です。
お客様からクレームが来るような服装はノーです。
そこまでいかなくても、お客様が「おかしい」と思う服装もノーです。
これを放置したら、「この会社はどういう会社なのだろう」と、商品の品質以外の部分で疑問を持たれる可能性もあるでしょう。
結果、その本人が良くても、社外だけでなく、社内秩序も維持できなくなるのです。これをはっきりさせるには
○就業規則の服務規定の中で、好ましい服装を明示する
→クールビス等を採用する場合はドレスコードをもうける
→ガイドラインを明確にする
○違反した場合は懲戒対象とする
ということが重要です。
そして、何をどこまで決めるかは会社次第ですが、「最低限の基準」を設けておくことは必要でしょう。
特に、若い社員の場合は本人にその意識がなくても、「ありえない服装」の場合があります。
これを曖昧にすると、上司が注意したくてもできないとい結果に陥ってしまいます。
これでは、本末転倒になってしまいます。
大切なことはガイドラインを設けると同時に、ビジネスとしてのマナーを「人として」教えることです。
そして、「何だ!その服装は!」と言う前に、その理由も含めて伝えることが大切なのです。
結局、お客様からおかしく見られて損するのは本人ですから、こういうことをきちんと伝えることが重要なのです。
一番いけないのは「おかしい」と思いながら、放置することです。
散々経ってから指示すれば、「あ〜、ずっとおかしいと思われていたんだ」とも思ってしまいます。
服装に限りませんが、直すべきことは気付いた時点で伝えることが大切なのです。
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