2011年11月24日
年金もらいすぎ解消、12年度から 厚労相が表明
おはようございます
今日も良いお天気です
しかし、寒くなりましたね!
本日は「年金もらいすぎ解消、12年度から 厚労相が表明」についてです。
日経新聞より
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小宮山洋子厚生労働相は23日、国民年金や厚生年金の支給額を2012年度から段階的に引き下げる方針を示した。
同日開いた政府の行政刷新会議(議長・野田佳彦首相)で表明した。
物価下落時に支給額を下げなかったため、高齢者が本来より多くもらっている状態の解消を目指す。
今後3年間かけ、毎年1%前後引き下げる方針だ。
ただ民主党内には給付減額への抵抗が強く、調整は難航しそうだ。
公的年金は物価の変動に合わせて支給額を変えるのが原則だ。
だが00年度から3年間は物価が下がっていたのに支給額を下げなかった。
このため、現在の受給者は本来よりも2.5%多い年金をもらっている。
同日の行刷会議の「提言型政策仕分け」は、11年度までに7兆円の「もらいすぎ」が発生していると指摘した。
小宮山厚労相は会議後の記者会見で「この特例措置に切り込まなければ将来世代への責任が果たせなくなる」と話した。
政府は年金を減額するため、来年の通常国会に関連法案を提出する方向で準備を進めている。
年末までに民主党内の調整を終える予定だが、22日に開いた民主党の社会保障と税の一体改革調査会では減額に反対意見が出ている。
この日の仕分けでは、生活保護制度と雇用政策についても議論した。
3兆円を突破した生活保護費については、無料で受診できる医療扶助に原因があるとして、一部自己負担の導入を提言した。
雇用保険料については一定の引き下げを検討する提言をまとめた。
ここまで
年金の運用に対する意見は様々だと思います。
年金の給付額は物価と連動する方式をとっていますが、実際に物価は下がっても額は下げませんでした。
これを今回是正しようということです。
しかし、消費税の問題もあり、また、その他の行政サービスの値上がりなども考えると果たして、本当に生活に関連した物価が下がっているのか・・・。
物価を指針にする考え方が少しずれてきたのかもしれませんね。
構造的に考えなおす必要があるのかもしれませんね。
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