2011年09月12日
日本版401k、導入10年の試練 老後の安心に暗雲
おはようございます
今日も残暑が厳しいです
朝晩は少しひんやりですね。
本日は「日本版401k、導入10年の試練 老後の安心に暗雲」についてです。
日経新聞より
ここから
自分の運用成績によって年金の受取額が変わる日本版401kが10月、導入から10年を迎える。
加入者数は年々増え7月末に400万人を超えた。
サラリーマン全体の12%が加入している計算で、東証1部上場企業に限れば、導入率は34%(野村資本市場研究所調べ、4月末、他の企業年金との併用含む)に達した。
だが制度の急速な普及の裏側で、加入者の「3大リスク」も鮮明になってきた。
普及の背景にあるのが企業の運用難と会計基準の変更だ。
格付投資情報センター(R&I)によると、将来の給付額があらかじめ決まっている確定給付型の企業年金は、過去10年で5年、運用利回りがマイナスになった。
年金積み立て不足が膨らむなか、費用処理を迫られた企業が飛びついたのが401kだ。
401kなら企業は月々決まった額の掛け金だけ負担すればよく、追加負担が生じなくなるからだ。
年金運用のリスクを、企業が社員に移転する形で普及した401k。
加入者はどんなリスクを負っているのか。
「塩漬けリスク」
意外な盲点がこれだ。
転職や退職に際し、それまで積み立ててきた年金資産を転職先の401kや、個人型401k(加入資格があるのは自営業者ら)に移せるポータビリティーは401kの特徴。
だが利用に一定の条件があることが10年たってもあまり周知されていない。
このため掛け金を追加拠出できなくなったうえ、積み立てたお金を何十年も引き出せなくなった加入者が続出している。
ここまで
401Kの現実が見えてきました。
まだ、実施に引き出している人はほとんどいないでしょう。
となると結果が見えにくいのも事実です。
これからの行き先が不安です。
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