2011年06月20日
大卒採用4年ぶり2ケタ増 技術系に的、震災後も積極策
おはようございます
今日も曇りですね
まだまだ傘が手放せません。
本日は「大卒採用4年ぶり2ケタ増 技術系に的、震災後も積極策 」についてです。
日経新聞より
ここから
日本経済新聞社は19日、2012年春の採用計画調査をまとめた。
大卒採用数は11年春比13.7%増と2年連続のプラスで、2ケタ増は4年ぶり。
過去の採用絞り込みで生じた人員構成のゆがみの是正や、定年後も継続雇用してきた団塊世代の大量退職に備える。
海外展開や新技術を担う人材へのニーズも強く、東日本大震災後も企業の採用意欲は衰えていない。
採用計画調査には通年採用も含む。
12年春の大卒採用を前年より増やすと回答した企業は全体の62.5%に達した。
金融危機の影響で大幅に落ち込んだ10年春から、回復傾向が続くものの、1社平均の大卒採用人数は直近のピークだった09年をなお下回っている。
企業は求める人材がいなければ計画数に達しなくても採用を打ち切る厳選採用の姿勢を強めており、実際の採用が計画通りになるかは不透明だ。
新興国への生産シフトなどを背景に、高卒採用はなお厳しい状況が続く。
各社が採用を増やす要因の一つは60歳の定年以降も雇用してきた団塊世代の退職が12年以降に本格化するため。
JFEグループでは製鉄所などの操業や設備メンテナンスを担う技術者の退職が増えてきた。
円滑に技能を継承するため理工系を中心に大卒採用を前年比14%増の382人とする。
高水準の中途採用も続け中核要員の育成を急ぐ。
三井住友銀行は前年比2割増となる850人の大卒採用を計画。
今後の収益拡大が見込める海外事業などに人材を多く配置する狙いだ。
セブン―イレブン・ジャパンは2.7倍の250人の採用を予定。
11年度は過去最高の1200店を国内に開設、店舗指導員の育成を急ぐ。
製造業でも技術陣の拡充に向けた動きが顕著だ。
トヨタ自動車は前年比11%増の550人の大卒採用を計画。
12年に家庭用電源で充電可能なプラグインハイブリッド車(PHV)の発売を控えるほか、燃料電池車の市場投入も視野に入れる。
震災の影響で東京電力は新規採用を見送る。
福島第1原子力発電所の事故前までは前年とほぼ同水準の1100人(高卒など含む)を採用する方針だった。
一部に採用を未定とする企業もあるが、全体では採用意欲は衰えていない。
今回の大卒採用では震災の影響で主に大企業が12年春採用の選考開始時期を5月以降に延期。
大手企業が実質的な内定を出すピークは例年の4〜5月から6〜7月にずれ込んでいる。
ここまで
明るいニュースですね。
力強い経済の足音が聞こえそうです。
団塊の世代が抜けたということも大きいでしょうが、今後の経済に期待できそうです。
雇用が伸びれば、経済は必ず活性化するからです。
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