2010年12月26日
協会けんぽ、保険料率9.5%に上昇 11年度試算
おはようございます
今日もいい天気ですね
引き続き寒いですが・・・。
本日は「協会けんぽ、保険料率9.5%に上昇 11年度試算 」についてです。
日経新聞より
ここから
中小企業の会社員らとその家族が加入する協会けんぽは24日、労使で折半して負担する健康保険料率が2011年度に9.5%と今年度に比べ0.16%上昇する見込みと発表した。
高齢化と医療技術の値上がりの影響で医療費の支出が膨らむため、保険料率の引き上げは避けられないと判断した。引き上げは2年連続になる。
年収400万円の会社員の場合、保険料の負担は来年4月納付分から月260~270円程度増える見込み。
年収500万円だと月330~340円の増額になる。
企業も会社員と同じ額を負担する。
40歳以上が負担する介護保険料率は来年度に1.51%と今年度に比べ0.01%上がる見通し。
協会けんぽが24日発表した収支イメージ(健康保険分)によると、来年度の医療費などの支出は今年度に比べ3.4%増の7兆8560億円になる見込み。
保険料などの収入は1.4%増の7兆9118億円の見通し。
差し引きで単年度の収支は558億円のプラスになる。
民間銀行からの借入金が1116億円あるため、全額をその返済に充て、12年度で借金を完済する計画だ。
08年以降、会社員の給料が減り保険料収入が落ち込む一方で、医療費支出は膨らみ、協会けんぽの財政運営は綱渡り状態。
銀行からの借り入れや保険料率の引き上げでやりくりしているが、12年度の保険料も上がる可能性が高い。
協会けんぽの加入者は約3500万人で、国民の3~4人に1人が入る計算だ。
会社員が企業と健康保険料を折半して毎月納め、病気やけがをしたときは病院窓口で支払う医療費の負担は原則3割で済む。
08年9月末まで政府管掌健康保険として旧社会保険庁が運営していたが、その後は全国健康保険協会が運営している。
ここまで
高齢化と医療技術の値上がりの影響です。
やむを得ないことと思いますが・・・
収入が伸びない中で社会保障費が増えるのは、たとえ少しでも厳しいですね。
構造そのものを見直さないと厳しいですね。
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