2010年06月23日
失業手当2.3%減額 8月から、4年連続マイナス
おはようございます
今日はあいにくのお天気です
時々強く振っています。
外出時には気をつけましょう。
本日は「失業手当2.3%減額 8月から、4年連続マイナス 」についてです。
日経新聞より
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厚生労働省は雇用保険の失業手当の算定基準となる賃金日額について、2010年度は09年度に比べて平均で2.3%程度減額する方針を固めた。
09年度のサラリーマンの平均給与が前年度比で同程度減ったことに対応する。
4年連続のマイナス改定で、減額率は05年度の1.9%を上回り過去10年間で最大となる。
25日にも公布し、8月1日から1年間適用する。失業手当は雇用保険加入者が職を失ったとき、前職の賃金に相当する額(賃金日額)の原則80〜50%を支給する制度。
支給期間は90日から360日で、年齢や加入期間によって異なる。賃金日額には上限と下限を定めており、賃金日額が下がると失業手当も減る。
厚労省は毎月勤労統計調査の平均給与額の動向をもとに年に1回、賃金日額を改定する。
改定後の失業手当の最低額は1600円(日額)と現状より40円減る。
最高額は年齢によって異なるが、例えば45歳以上60歳未満の場合は180円減の7505円(同)になる。
60歳を超えても働く人に対して、給与が60歳時点の75%未満に下がった場合に支給する「高年齢雇用継続給付金」の条件も変更する。
これまでは1カ月の給与が33万5316円以上だと支給の対象外だった。
8月以降はこの限度額を32万7486円に引き下げる。
失業手当の財源は労使折半の保険料と税金で賄っている。
雇用情勢の悪化を背景に、09年度の失業手当総額は5年ぶりに1兆円を超えた。
足元でも雇用情勢は本格回復しておらず、1人当たりの手当を減額しても10年度の失業手当総額は1兆7000億円程度とさらに増える見通しという。
ここまで
景気回復が叫ばれていますが、雇用の状況はまだまだです。
失業保険は失業中の大事な収入です。
しかし、マクロの視点から見るととても厳しいですね。
制度維持には賃金日額の変更もしょうがないのでしょう。
景気の回復が雇用状況まで影響する力をもって欲しいです。
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