2009年09月01日
思わぬプレゼントを贈る
おはようございます
今日は暑くなりそうですね
雲がおおいですが、湿気が高そうです!
昨日は台風の影響で、旅先(北海道)から早めに帰ってきました。
台風の影響は大丈夫でしたか?
今日は「思わぬプレゼントを贈る」についてです。
人は長い間、同じ仕事を続けていると「飽き」が出てきます。
それは、最初は新鮮だった仕事も「飽き」が出てやる気が下がることです。
言い換えれば、「やる気がキープ」できないのです。
やる気の低下は、何か原因があってのことです。
○ 仕事でミスをした
○ プライベートで問題を抱えている
などのはっきりとした原因がある場合がほとんどです。
しかし、「飽き」が原因だったら問題解決ではなくて発想の転換が必要です。
そんな時、上司が「発想の転換をしろ」ということがあります。
しかし、これは抽象的な指示になり、「本人の自主性」
に任せることになるのです。
つまり、自主的に動かないと効果が出ないのです。
では、もっと効果的な方法を見てみましょう。
それは、チームのメンバーの力を借りる方法です。
やる気が低下したメンバーを、他のメンバーが盛り上げるのです。
ちなみに、これは心理学で証明されています。
1924年、心理学者のメーヨーらがシカゴのホーソン工場で実験
を行いました。
この実験では、
工場内の照明の明暗、温度等の環境と
工員の作業効率の影響を調べました。
この結果、「照明の明暗や温度などの環境と工員の作業効率は関係ない」
ということがわかったのです。
逆に言えば、
○ 作業効率は「働く人同士の人間関係」で大きく変化する
○ 人間関係が良好なら、作業効率はアップする(= やる気がアップする)
ということが証明されたのです。
このことをよく理解して具体的な方法を実行するのです。
例えば、
(1) ちょっとした一言を意識的に声がけをする
(2) 思わぬプレゼントを贈る
などです。
まずは(1)のやり方についてです。
これは、本人が「当たり前」と思っていることを
あえて、意識的に一言添えて褒めるのです。
そうすると、「周りは自分のことをよく見てくれている」と思います。
さらに、嬉しい気持ちも芽生え、やる気も出てくるのです。
これは、ちょっとしたことでやる気が落ちているメンバーには効果的です。
さらに、(2)の方法は重症な状況を打破する為の方法です。
例えば、メンバーの誕生日に「思わぬプレゼントを贈る」のです。
これは、サプライズである必要があります。
ありきたりでは、「儀礼的」と思われます。
「やる気が低下」したメンバーに、きっかけを与える為なので、
ありきたりでは、逆効果になるのです。
では、具体的な方法をみてみましょう。
○ 本人が知らないサプライズ誕生会
○ 町のオーロラビジョンに「誕生日おめでとう」の言葉が!
○ 誕生会の店を出ると、ストリートミュージシャンが、
本人のための歌を歌っている(もちろん仕込みですが)
このような誕生プレゼントを送ってもらって喜ばない人はいないでしょう。
まして、チームのメンバーと一緒であれば一体感が芽生るはずです。
そして、「一緒に頑張ろう」という気持ちが自然と湧き上がるのです。
人は「人が見守ってくれる」と感じたときは、そうでない時より頑張ります。
そのエネルギーが仕事へのモチベーションを上げるのです。
つまり、
○ 自分たちの仕事に特別の関心が払われているかどうか
○ リーダーに公正に評価してくるか
がやる気に影響を及ぼすのです。
だから、あなたが「見守っている環境」を意識して仕掛ければ、
やる気の低下したメンバーのやる気を上げるのは簡単なのです。
仕事に飽きた人のやる気を上げるのは、あなたや他のメンバーです。
そして、この方法は飽きが出てきた人に効果的に使える方法なのです。
あなたの職場でも使えますよね。
是非、試してくださいね。
人気ブログランキングに参加しています。
↓