2009年05月30日
求人倍率が過去最悪と並ぶ0・46倍
おはようございます
今日もぐずついたお天気ですね
月曜日にならないと晴れ間は見えないようです。
残念な週末となりそうです。
今日は「求人倍率が過去最悪と並ぶ0・46倍」についてです。
読売新聞より
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厚生労働省が29日に発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は、3月より0・06ポイント悪化して0・46倍となり、統計を取り始めた1963年以降で最悪だった99年5、6月の水準に並んだ。
一方、同日発表の総務省の労働力調査(速報)によると、4月の完全失業率(季節調整値)は5・0%で3月より0・2ポイント悪化し、2003年11月以来、5年5か月ぶりの5%台となった。
政府が5月の月例経済報告で景気判断を上方修正するなど「景気の下げ止まり感」が言われるものの、雇用情勢は依然、深刻な状況が続いている。
厚労省、総務省では、企業が雇用維持で手いっぱいになり、新規求人まで踏み切れない状況のため、有効求人倍率、失業率の悪化傾向は今後も続くとみている。
有効求人倍率は、06年12月の1・08倍を境に徐々に低下傾向にあったが、米証券大手リーマン・ブラザーズが経営破綻(はたん)した昨年9月以降、急激に悪化。デフレ不況下の99年5、6月の水準まで落ち込んだ。
4月の新たな求人数、求職者数で算出した新規求人倍率は0・77倍。
過去最悪だった前月より0・01ポイント改善したものの、依然低い状況だ。
また、正社員だけの有効求人倍率は0・27倍で過去最悪を更新した。
総務省の労働力調査によると、完全失業者数は346万人で、前年同月比71万人増となった。
増加幅は過去最大。4月の男性の完全失業率(季節調整値)は5・3%で、3月より0・4ポイント悪化。女性は4・6%で3月より0・1ポイント改善した。
解雇やリストラといった勤め先都合での失業が前年同月比で53万人増の114万人となっている。
ここまで
雇用の環境の悪化は、閉塞感を生み出します。
先がみえないと、人は何に対しても躊躇します。
消費でも、投資でも・・・
雇用環境をよくすることは、経済の根本の問題です。
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