2009年05月26日
「ここぞ」と言う時の一言の重み
おはようございます
今日もいい天気です
気持ちのいい朝ですね!!
今日は「ここぞ」と言う時の一言の重みについてです。
あるクライアント先の常務さんと、「社員のモチベーションアップ」について話をしました。
常務は「やはり、ほめることでしょう。」とお話されました。
人はいいところをほめられ、そして伸びていくものですね。
しかし、毎回「ほめていても」その影響は薄くなってしまいます。
「ほめすぎもよくない?」
こんな話をずっとしていました。
この常務のお話は、実は社長の影響があるのです。
この会社の社長ははっきり言って「無愛想」です。
口数も少なく、いつもブスっとしています。
私も打ち合わせ等で、ご一緒されていただくとき、案件の内容によっては、訪問しても挨拶だけということがよくあります。
見てくれも、チョッと厳つい感じで、どちらかというと社内では「嫌われ者」に徹している風にも見えます!
しかし、成果がでたときは社員に対して「よくできた!」「その調子だ!」
と声をかけています。
すると、言われた当事者は普段のギャップから「意外な一言」を耳にするので、「俄然やる気になる」そうです。
「どうせ、結果を報告してもうなずく程度だろう。」
「できて当たりまえ、過程の努力よりも結果が全てだろう。」
「報告したら、別のことで怒られはしないだろうか?」
社員は、社長のイメージを勝手に作り上げ、このような返事が返ってくることを想像しているようです。
しかし、帰ってきた答えはある意味意外な一言でした。
つまり、この社長、ほめる時期を知っています。
「ここぞというとき」を知っています。
さすがですよね!
こればかりは、意識してすぐできるものではありませんが・・・。
「たった一言!されど一言!」
肝に銘じておきましょう。
「ここぞというときは、一言で伝えましょう」。
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