2009年04月02日
入社式、会社のトップが決意の訓示
おはようございます
昨日の夜は雨が降りましたね
今日はいい天気です
今日は新年度に入っての動きということで、主要各社の入社式の様子についてです。
読売新聞より
ここから
主要企業が1日、一斉に開いた入社式では、景気の急激な悪化を反映して、経営トップから業績立て直しの決意を訴える訓示が相次いだ。
再編によって生まれ変わる企業からは、新たなスタートに向けた意気込みも聞かれた。
◆危機感◆
「グループが直面する危機に当たり、全身全霊を尽くして再生を成し遂げる」(日立製作所の川村隆会長兼社長)
2009年3月期連結決算で、過去最大となる7000億円の税引き後赤字を計上する見通しの日立製作所では、1日に就任したばかりの川村社長が危機感を強調した。
ソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長は「強固で身軽な体質に変革しなければ」と訴え、トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は「原点に立ち返り、より強靱(きょうじん)で柔軟な新しいトヨタを」と呼びかけた。
個人消費の低迷に苦しむイオンの岡田元也社長は「短期間で世の中が変わったのに顔をそむけていた」と反省の弁を述べ、「一番大事なのはスピード」と語りかけた。
また、みずほフィナンシャルグループの塚本隆史社長は「協働や連携といった日本の企業文化を再認識すべき」と述べ、チームワーク重視の姿勢を示した。
◆再出発◆
「次の成長に向けた積極的な挑戦を始めている。同じ思いでこの取り組みに加わってほしい」(パナソニックの大坪文雄社長)
三洋電機を子会社化することを決めたパナソニックの大坪社長は、市場の変化に素早く対応すべきだと強調した。
損害保険ジャパンとの経営統合で合意した日本興亜損害保険の兵頭誠社長は「皆さんの活躍の場が広がり、これまで以上に成長の機会を得ることができる」と統合メリットを訴えた。
三井住友海上グループ、ニッセイ同和損保と統合を予定しているあいおい損害保険の児玉正之社長は「国内トップの損保グループとしての自覚と誇りを持ってほしい」と呼びかけた。
◆反 省◆
「会社は大きな荒波の中にあり、試練の時と深く覚悟している」(西松建設の石橋直社長)
違法献金事件で揺れる準大手ゼネコン・西松建設の石橋社長は、おわびの言葉に加えて、「悲観的にならず、チャレンジして」と新入社員を鼓舞した。
政治資金規正法違反で前社長が引責辞任した神戸製鋼所では、佐藤広士社長が「今後、社会からの信頼回復に努めなければならない」と訴えた。(二階堂祥生、大郷秀爾)
ここまで
各社とも、現在の会社が置かれている立場や状況が表されています。
「新入社員の皆さんへ」というより自戒の念が強いのかもしれません。
会社はトップで変わります。
トップが方向性を見出せなければ、進化は止まってしまうのです。
歴史ある業界トップの社長たちの言葉の裏には「大きな決意」が感じられます。
来年のこの時期はどんな記事になっているのでしょうか?
人気ブログランキングに参加しています。
↓