2008年04月30日

賃金とモチベーション

おはようございます

GWですが、皆さん、いかがお過ごしですか?

今日もお出かけ日和ですね

私は、カレンダーどおりですが(笑)

 

今日は賃金とモチベーションについてです。

賃金が上下することは、サラリーマンにとって大きなインパクトです。

皆さんの会社は定期的にベースアップや昇給が行われているのでしょうか?


私のサラリーマン時代の記憶では、確かにベースアップや昇給、

昇格があったのですが、何時いくら上がったのか、

記憶としてはおぼろげです。


ハーズバーグ博士が唱えたモチベーション理論では、

給与は「衛生要因」として位置づけられています。


つまり、給与は無いと困るので、それが十分でないと不満をもたらす。

しかし、十分だからといって満足が継続するわけでもないし、

動機付けられるというものでもありません。

ということは、給与は無いと困るが、

高いということで動機付けられるわけではないのです。

それならば「賃金を上げてモチベーションアップを図ろう」

というのはあまり効果がないということになります。


実際にある会社の社長は、
 
 「給料を上げたときは喜んでいるけど、三日もすればすっかり忘れている。」

このようにお話されていました。

また、

 「期待をこめて上げた給料だったけど、さも、当たり前のようにもらっている。」

とも話しをされていました。


自分の経験からも、上がった金額は当たり前のように感じていましたし、

上がった経緯すら忘れてしまっています。

しかし、何かを達成したときの喜びは何年たっても忘れません。

特に困難なことや長年の目標が達成したときの喜びや抱いた気持ちは忘れません。

さらに、達成したプロセスや状況、そのとき目にした風景すら、

何年も目の奥に映像が焼き付いている事でしょう。


これがモチベーションの原点かもしれません。


ただ、あくまでも賃金は重要な要素ですが・・・。

 

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utsumisr at 07:59│Comments(0)TrackBack(0) モチベーション 

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