2007年07月12日
会社と社員の目標達成戦略とは?
おはようございます
今日は曇りでしょうか
まだまだ夏本番というわけには行きませんね!
今日は、会社と社員の目標戦略についてです。
社員一人一人の将来像は、各人によって異なります。
各人の将来像を把握して、導ければ、究極の上司ですね。
しかし、一人一人と腹を割って話し合い、部下それぞれの将来を導くことなどできるものではありません。
ただ、会社の目標と個人の目標を考えたとき、それぞれの目標で、一致しているところが多いと、社員は働いているとわくわくします。
でも、そんな社員はなかなかいません。経営者でも、起業するときぐらいではないでしょうか。
だからといって「全く目標の重なりが無い」という人もあまり見たことはありません。
仮に個人の目標と会社の目標が全く異なっていて、重なりあうところが無いという人はどういう状態で働いているのでしょうか?
その人は仕事にかかる時間を売ってお金に変えている作業を行っているだけです。
つまり、給料のためにだけ仕事をしている事となります。
ある程度一致している人は、一番多く見られるパターンです。
会社と個人の目標がある程度重なりあっている状態です。
バブル崩壊前の時代は、この重なりが多かったと思われます。
つまり、年功序列、終身雇用が、価値観のベースにあった時代は、サラリーマンは皆さん似たような考え方で、同じような方向を向いていました。
そして、その方向は、会社が求めている方向とほぼ同じだったのです。バブル崩壊後から現在まではその傾向は薄れています。
働き方の多様化が原因です。
バブル前は、入社した会社で定年を向かえ、勤め上げることが一般的でした。
しかし、現在は転職も容易にできます。
また、社員ではない働き方を求める人達も多くいます。
そのような環境化では、会社の目標と個人の目標がなかなか一致する部分が減ってきたと言うのが事実です。
大部分が一致しているのは、前述のとおり経営者が多いでしょう。
また、専門職の人やプロフェッショナルの人が特に多いと考えられます。
この目標の重なりが大きいと会社にとっても、個人にとっても相乗効果が生まれ、大きな力を生み出していくでしょう。
これが最強の目標達成戦略です。
なかなか、社員として普通に入社し、目標が会社と同じと言うケースはありません。
また、ほとんど同じと言うこともありません。
そこで、個人の目標と会社の目標の重なりを大きくするのが社長や上司の仕事です。
具体的には、個人の夢や将来像を聞いて、今のセクションでその人にふさわしい部署や業務を考慮して、仕事の割り振りを決めていきましょう。
見てください!
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