2007年07月10日
労使トラブル事例!
おはようございます
昨日は、富山でセミナーでした。
今、出張先から更新です
今日は、労使トラブルについてです。
まず、事例の紹介です。
IT関連企業のA社は、退職者の残業未払いの指摘により労働基準監督署の調査が入りました。
通常の調査だと未払いの残業代の訴求支払いが3ヶ月ぐらいと聞いていましたが、A社は2年間訴求支払いの勧告が来ました。
A社は、残業に関してまったく支払いはしておらず、これに疑問を持つ者も多かったそうです。
そして、多くの社員が辞めていきました。
きっと、そのうちの一人が駆け込んだのでしょう。
感情的に辞めていく者も多かったと聞いています。
また、同時期に社会保険事務所の調査、税務署の調査も入りました。
これは、偶然ではないと思います。
感情的になった退職者が、その腹いせにいろいろな役所に連絡をして、その結果各行政等が腰を上げ、同時期に調査に入ったのでしょう。
この間、E社は業務どころではなかったとのことでした。
残業に対する法的なケアをしていればこのような結果にはならなかったと思います。
しかし、現実は厳しい状況となってしまいました。
一昔前は、経営者は強者で、労働者は弱者という構図でしたが、現在は違うかもしれません。
ルールを守らない者は、そのリングから退場ということになります。
見てください!
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