2008年06月
2008年06月20日
キャリア自律宣言!
おはようございます。
今日は梅雨空
九州では大雨です
TVの映像がすごかったです。
心配ですね!
先日の日経新聞(2008年6月16日)の11面に、
注目の記事がありました。
それは、大手百貨店、大丸の人事教育の記事でした。
大丸は2004年に労使で打ち出した 「キャリア自律宣言」という制度があります。
この制度は若手社員が、景気動向の分析を交え
「なぜこの商品が売れるのか」を徹底的に考えるのです。
2007年に統合した松坂屋の社員はこれを見て衝撃を受けたとの事です。
キャリア自律宣言は、社員が 「なりたい自分に向けて主体的・自発的に自分磨きをする」制度です。
そして、会社は「自律を支援する」と約束するのです。
この制度により社員は「考える社員」となりました。
「そうすれば売れるか、常に考える」
このような社員が増えています。
「人は生涯成長し続ける」ということで、
自分のキャリアに真剣に向き合った結果が次のようです。
○ 労使で社員の「自分磨き」支援
○ 若手も議論できる力育成
○ 休日返上、自腹もいとわず
そして、この結果が会社も社員もハッピーになることです。
同社は、売上、利益とも伸びています。
このような労使の関係が理想の姿です。
しかし、いきなり同社のようにはならないのも現実です。
では、その第一歩は、社員の個人と生き方にフォーカスする方法です。
個人の目標と会社の目標の重なりが大きいと、
「ともに成長する」
という意識が芽生えやすいです。
私は「成長」というキーワードが今後のポイントと考えております。
会社でも社員でも「成長」を考えないと生き残れない時代です。
会社は社員に「成長」する環境を与えることが使命となるのです。
皆さんも資格やキャリアというよりも人生設計の中で、
仕事をもっと意識しないといけないのではないでしょうか?
サラリーマンで「やらされ感」を持って働くより、
能動的に動いたほうが、充実感が大きく違いますよね。
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2008年06月19日
時間管理の難しさ
おはようございます
今日も梅雨の中休みですか?
でも、傘は必要ですね。
私も折り畳み傘をもっています。
今日は時間管理の難しさについてです。
時間管理の難しさは以下の2つに分かれます。
・これだという方法が良くわからない
・時間管理についての効果が実感しにくい
方法については、書籍やメディアでいろいろな人がいろいろな方法を話されています。
しかし、他人のやり方をそっくり真似してもなかなかうまく行きません。
それは、自分流にアレンジする必要があるからです。
でも、自分流にアレンジする方法がなかなかわからないのも事実です。
だから、時間管理が難しいのです。
さらに、効果の測定のやり方も難しいです。
時間に対しての効果が測定しにくいし、さらに、実感するのも厳しい場面が多いです。
そして、時間管理の継続することについて、仕組みができないとなかなか継続することが難しいです。
それも時間管理を難しくしている原因でしょう。
でも、できる人は時間管理ができています。
試行錯誤を重ね、チャレンジしましょう。
と自分にも言い聞かせています。
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2008年06月18日
残業ナシ改革が広がっています!
おはようございます
今日も梅雨の中休みですね
予報では今日までです
明日からは、また梅雨空です
今日は「残業ナシ改革が広がっています!」というお話です。
・未払い残業代の支払い
・名ばかり管理職
このような単語を新聞で見ない日はないくらいの勢いで最近は、残業問題がクローズアップされています。
実際に未払い残業の件で、行政から企業に調査に入る件はまだまだ多くの件数が実施されています。
これと平行して「残業そのものをなくしてしまおう」という動きも出てきています。
下着メーカーのトリンプの件は有名ですが、本日の日経新聞2008/6/18 企業面で紳士服専門店の青山商事やコナカの話が出ていました。
具体的な件としては、
・効率よくつり銭を出せるレジ機の導入
・開店前作業で、のぼりの設置を開店後に行う
などです。
また記事では、ユニクロの柳井会長が
「現場を一番よく知っている店長が一生の仕事にできる仕組みがなければ、企業の永続的な成長はない」と言い切っているとの事です。
これからは、単に残業時間を減らすということではなく、個人のキャリアアップと会社の成長をリンクさせなけれならなくなるでしょう。
残業の問題はもしかしたら「氷山の一角」ではないでしょうか。
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2008年06月17日
できる人の外見術!
おはようございます
今日の東京地方は、雨が降らずに過ごせそうです
でも、明日からは傘が必要とのことです
今日は「できる人の外見術!」についてです。
「できる人は、外見も決まっている!」
これは事実です。
しかし、これだけではありません。
できる人、できない人の外見に対する意識の差が確実にあります。
それは、普通の人は「かっこよく」見せることだけを意識します。
しかし、成功する人は
○自分の役割
○装うことの目的
この2つを常に頭に入れています。
自分の周りに起こっていることを理解し、自分をどの位置に置けばいいか常に頭に入れているのです。
自分を活かす、自己演出の重要性を理解しているのです。
さらに、自己演出の重要性は、自分のために演出することが大事です。
自分が「成りきる」重要性がポイントとなっています。
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2008年06月16日
目標は細分化する
おはようございます
今日は曇りから晴れ?
雨は降っていませんが、雲が多いです。
今日は「目標は細分化する」というお話です。
「目標を立てよう」
この手の話はいろいろはところで聞かれます。
目標といってもいろいろあります。
年間目標、月間目標などです。
私がお勧めするのは「自分ができるかできないか」ギリギリのところに目標を設定することです。
ステップが踏めそうで、踏めない・・・
かなりがんばれば、いけそうだ!!
このポイントを目標にしていきましょう。
それから、期限も設定しましょう。
期限のない目標は、「宣言」だけになってしまう可能性があります。
そして、細分化した目標を積み重ねて、大きな目標にたどり着きます。
階段を上がるように、目標設定するのがいいでしょう。
いかがでしょうか?
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2008年06月15日
歩合給と法律違反の関係は・・・
おはようございます
今日もいい天気
私は昨日のセミナーでお疲れ気味です
今日は「歩合給と法律違反の関係は・・・」をお伝えします。
ある日、A社に飛び込みの営業マンが来て、こんな会話がありました
営業「買ってください。そうしないと私の給料がもらえないのです」
A社「売れないと給料がもらえないのですか?」
営業「完全歩合給なので。だからなんとか・・・」
A社「あなたの会社は、労働基準法違反をしていますよ」
営業「えっ、そうなんですか」
さあ、この営業マンの会社は何がいけなかったのでしょうか?
販売会社等では、歩合給の割合が高いこともよくあります。
つまり、実績に対する能力給です。
しかし、「売上ゼロ=給料ゼロ」は法律違反です。
なぜなら、給料は「生活を保障する」ためのものだからです。
よって、保障部分のない完全歩合給は禁止なのです。
では、「保障部分」はいくらなのでしょうか。
これは労働基準法に明記されていませんが、【割合】の目安はあります。
例えば、その人の3ヶ月間の平均賃金の60%です。
これは、会社都合で自宅待機を命じられた場合の基準を目安にした例です。
また、【割合】ではなく、最低額も最低賃金法で決められています。
そして、これは都道府県別、職種別に決められています。
だから、この金額以上を支払わないといけません。
それ以外にも
○支払の期日
○支払いの方法
○手当の内容、金額
などをきちんと決めて守らなければいけないのです。
いかがですか?
皆さんの会社では、歩合給を支給していますか?
もし、そうなら【割合】と【最低額】に注意しなければなりません。
その基準を満たさないと、法律違反になりますから・・・。
【必ず】この2点は確認しておいて下さいね。
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2008年06月14日
解雇の注意点
おはようございます
今日もいい天気です
梅雨もお休みということでしょうか。
今日はこれからセミナーなので、良かったです。
ある社長さんから次の相談を受けました。
「新入社員を採用したのですが、出来が悪いので解雇したいのですが」
「彼は試用期間中なので、解雇しても問題ないですよね」
という相談でした。
このような場合、試用期間中でも勝手に解雇できません。
しかし、これを誤解している会社も沢山あります。
ただし、試用期間中でも解雇できる場合があるのです。
では、どのような場合に解雇できるのでしょうか。
まずは「解雇されるべき理由がある」場合です。
そして、この理由は就業規則等で決められています。
例えば、
○正当な理由がないのに、遅刻、早退を繰り返す
○勤務態度などが非常に悪く、仕事にならない
などです。
さらに、入社後の経過日数の基準もあります。
これは、入社後14日を経過したか、していないかで異なるのです。
○14日以内 → すぐに解雇することが可能
○14日超の場合→ すぐに解雇する場合、30日分の給与の支払いが必要
となります。
だから、14日を超え、すぐに解雇する場合は余分な給与が必要なのです。
ただし、この支払わないで済む方法もあります。
この場合は、解雇の日を【今から】1ヵ月後に設定すればいいのです。
つまり、
○1ヶ月分の給料を払うか
○1ヶ月後に辞めてもらうか
のどちらかなのです。
解雇は会社からの一方的な通告です。
もちろん、解雇された社員は経済的、精神的なダメージが大きいでしょう。
だから、トラブルになる場合も多いのです。
社長は感情や勢いで発言してはいけません。
例えば、
「お前なんて辞めてしまえ」
「明日から出てこなくていいよ」
などです。
これは「単なる感情の表現」で「正当な意思表示」とはいえません。
もし、解雇するのなら、冷静に意思を伝えなければなりません。
それは、
「冷静になって社長室に呼び出し、解雇を告げる」
「直属の上司立会いのもと、意思を伝える」
などの「正当な意思表示」です。
さらに、ドロ仕合になるケースもあります。
だからこそ、次の3つは【必ず】抑えておいて下さい。
○就業規則などに解雇の理由を【詳しく】記載する
→ 市販の就業規則では対応できません。
→ 昔に作成したものでは時代錯誤になっている可能性があります。
○解雇する場合、【法的に適正な】手続きをする
→ 1ヶ月分の給料を払うか、1ヶ月後に辞めてもらうかのいずれかです。
○解雇した社員のトラブルに関する【記録(証拠)】を残す
→ タイムカード、始末書、トラブルの経緯を記載した書類などです。
→ 裁判になれば、証拠が重要ですので、根拠を積み上げておくのです。
これらを抑えれば、裁判になっても勝つ確率が高くなります。
ということは、トラブル発生前に対処しておく必要もあるのです。
皆さんの会社ではこの3つのポイントを抑えていますか。
【備えあれば憂いなし】といいます。
争いを予防する意味からも、必ず抑えましょう。
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2008年06月13日
パーソナルブランディングの設定
おはようございます
今日はいい天気ですね
気温も高め
夏が来たようです
今日はパーソナルブランディングの設定についてです。
パーソナルブランディングとは、お客さんや周りの人に与えるあなたの価値や能力を含むイメージです。
つまり、あなたという人物を思い出せば、その人が関わっているビジネスなどのイメージが思い起こされるということです。
このような状態になると、マーケティングの観点からライバルと差別化でき、非常に有利な状態になることになります。
お客さんにあなたのイメージを抱いてもらい、提供するサービスが記憶にのこります。
さらに、あなたの価値を理解しやすくなります。
では、パーソナルブランディングを設定するにはどうしたらいいでしょうか。
それは、まずあなたのイメージがどんな風にもたれているかを知ることです。
同業他社やライバルと比較して、自分が勝っている点をクローズアップすることです。
そして将来「どうなりたいか」を考える必要があります。
さらに、具体的な顧客像を絞り込んでイメージしてください。
そうすると、自分がどんなイメージをお客さんに与えるか、考えることができます。
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2008年06月12日
育児支援へ義務付け
おはようございます
今日はあいにくの雨です
かなり降っていますね
足元がびちょびちょです。
今日は「育児支援が義務付け」というお話です。
厚生労働省は、仕事と子育ての両立支援をするため、3歳未満の子どもを持つ社員を対象に「育児支援を義務付け」する方針を固めました。
具体的には
・短時間勤務
・残業免除制度の創設
この2つがポイントとなります。
さらに男性の育児休業制度の取得を支援するため、1度しか取れない休みを分割できるようにするとの事です。
来年の通常国会に改正案を退出する予定です。
義務化に伴い、罰則の規定が気になりますが、罰則は設定しないという方針です。
その代わりに、厚生労働省が企業を個別調査して、指導するという方針です。
厚生労働省は、男性の育児取得が、現在1%以下しかないので、この部分を改善したいとの事です。
この動き、今後どのように動くか注目です。
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2008年06月11日
採用面接の失敗
おはようございます
今日は雨?
東京の今の天候は曇りです
傘は手放せませんが・・・
今日は採用面接のポイントについてです。
採用した社員と一緒に働いてみて
「こんなはずじゃなかった・・・」
「期待はずれだった」
こんな経験をしたことはありませんか?
経営者向けのセミナーで、この話をすると大半の人はうなずきます。
逆に
「期待以上の社員が採用できた」
という話を聞くことは、極まれです。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
これは
「人は見たいものだけを見る」からです。
つまり、採用面接は面接者が期待する人物像を、面接者の中に見ようとしているのです。
だから、思い込みの期待やイメージが先行しているのです。
特に第一印象が「いい」場合は、イメージと目の前の人物が一致していると錯覚します。
そして、気持ち的に「採用決定」と心の中で決めてしまい、聞くべきことをおろそかにしてしまう傾向が出てくるのです。
このような結果になるとお互いが不幸です。
おそらく、経営者の皆さんは大なり小なりこのような経験があるのではないでしょうか。
このような結果になるとお互いが不幸です。
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